みんなで笑顔になろう Kaji × Kaji ハッピーシェア!
神奈川県横浜市 子育てのスタートをきる前に知ることで気持ちもラクに!プレパパ&プレママが参加する意義
LION×横浜市 家事シェアセミナーレポート

Vol.5子育てのスタートをきる前に知ることで気持ちもラクに!プレパパ&プレママが参加する意義
~Kaji×Kajiハッピーシェア×横浜市 家事シェアセミナー第5弾レポート~

知ることや協力することで家事はもっと楽しくもっと効率的にできるはず!それを実現するための「家事のコツ」や「家事をシェアするコツ」を全国各地に伝えてきたライオンは、男女共同参画推進に関する連携協定を締結した横浜市とともに市民向けのセミナーを実施しています。

横浜市保土ケ谷区にある「こっころサテライト」

泉区の子育て支援拠点で実施した前回のセミナーが大好評だったこともあり、今回も乳幼児のお子さんがいる人に向けた「お洗濯」のコツがテーマの対面形式。横浜市保土ケ谷区にある子育て支援拠点「こっころサテライト」で実施しました。保土ケ谷区は横浜市のど真ん中にあり、他の区からのアクセスもよいため、周辺の区に在住の夫婦にもたくさん参加していただきました。

参加した夫婦は10組。もちろん前回同様お子様連れの方が中心ではあったのですが、今回は、これから子どもが産まれる、いわゆる「プレパパ・プレママ」の夫婦が4組参加してくれました。

今回の会場となった「こっころサテライト」と「こっころ」では、月に1回プレパパ・プレママに向けた取組をしており、そこに参加した経験がある人を中心にこのセミナーにも興味を持ってもらえたようです。子どもが産まれる前から地域の子育て支援拠点などに関わることで、事前にいろいろな情報を知ることもできますし、何より産まれた後の生活をイメージすることもできます。なんて素晴らしい取り組み!未来に向けて進んでいこうとする方々に向けて我々も気合が入るというものです。

「ずっと続いていく家事を、ひとりが負担するのではなく家族の中で楽しくシェアして、心も体も健康に、そしてハッピーに暮らしていくためのコツを受け取ってもらいたい」という横浜市政策局男女共同参画推進課の課長、齋藤亜希さんの思いからイベントはスタート。横浜市の男女共同参画に関する市民意識調査では、平日の共働き世帯において、1日のうち家事育児に費やす時間の割合は、妻と夫で約3対1となっており、妻のほうが家事育児に費やす時間が長くなっているという結果が出ているそうですが、このセミナーが、こうした夫婦の家事時間の差を埋めていくきっかけになればと思います。

今回も講師を務めるのは、ライオンのお洗濯マイスター・大貫和泉さんと特別講師のNPO法人ファザーリング・ジャパンの杉山錠士さん。乳幼児を育てている人に向けたお洗濯のコツや知識と一般社団法人日本ほめる達人協会のメソッドに基づいた、夫婦で協力していくためのコミュニケーションのコツを届けていきます。

子どもが産まれると劇的に増える洗濯物をどう乾かせばいいのか?

一人暮らしを始めるとき、結婚するときなどと同じように、子どもが産まれるときは改めて家事が自分事になるタイミングです。何せこれから家族が増えて生活スタイルが激変するわけです。家事も増える上に、慣れない子育てをしながらとなれば、いよいよ協力して行っていかないといけません。だからこそこのタイミングで皆さんにも考えて欲しいテーマが「あなたにとって家事とは?」。

ライオンでは家事や家事分担に関する調査データを元に、家事への向き合い方をいくつかのスタイルに分類しました。セミナーの最初のオリエンテーションでは男女に限らず参加者が、自分はどのスタイルで、家事をどのように進めたいと思っているのかを認識してもらいます。効率重視なのか?クオリティ重視なのか?一人で進めたいのか?家族と一緒に進めたいのか?パートナーとすり合わせる以前に、自分のこだわりについて考えて認識することはこれから家事をシェアしていくうえで大切だと思います。

また、夫婦それぞれの向き合い方を知った上でともに進んでいくためにはコミュニケーションを上手にとることが大切。「ほめ達」セミナーは、単純に「ほめる方法を知る」ということだけでなく、「ほめる」という行為を通じて相手とのコミュニケーションを円滑にするための心構えを知ることができるので、きっと家事との向き合い方とともにパートナーとの向き合い方を考えることに繋がったのではないでしょうか。

心や意識の準備ができたところで、具体的なメソッドを学ぶのが「Kaji×Kajiハッピーシェア」!衣類などについている洗濯表示のポイントなど、洗濯全般に役立つコツをクイズ形式で伝えつつ、ミルクの吐き戻しによる汚れやウンチがついてしまったときの洗い方など乳幼児を育てている時に役立つコツも伝えていきます。

今回、特にプレパパ、プレママの皆さんに伝えたかったのは、洗濯物を早く乾かすための干し方のコツ!

出産を迎え、家族が増えると洗濯物は劇的に増えます。それをより早く、効率的に乾かすにはどうしたらいいのか?

すでにお子さんがいて、激増した洗濯物と日々格闘している現役のパパママも興味津々です。

例えば、洗濯ばさみがたくさんついた角ハンガータイプのものを使うときは、どこにどんなものを干せばいいのか?大貫マイスターが推奨するのが「アーチ干し」です。

※洗濯物の干し方について、詳しくはコチラで!
https://lidea.today/articles/175

続いて、部屋干しをするときのポイント。
冬は乾燥しているものの温度が低いため洗濯ものは乾きにくくなります。そのためできるだけ温度が高いところで干すことが大事。例えば、夜寝る時に部屋干しをする場合は、寝室ではなく、それまで暖房がついていたリビングに干すことがオススメです。

ちなみに、気になる人が多い「部屋干し臭」は5時間くらいで発生し始めるので、それまでに乾くように工夫するといいでしょう。

※タオルの干し方について、詳しくはコチラで!
https://lidea.today/articles/002306

また、子育てをしているとたくさん使うタオルを早く乾かすコツは2つ。

まずは干す前に振りさばくこと。タオルの端を両手で持って勢いよく振ることでパイルが立って空気が通りやすく、乾きやすくなります。また、物干し竿に、バスタオルなど大きなものを干す時は、ちょうど半分にして干すよりも端をずらした状態で干した方が空気に触れる面が増えるので早く乾きます。

出産前の皆さんも、こうしたお洗濯のコツに対して、ひとつひとつに驚いたり、大きく頷いてくれたりしたので、きっと有意義なセミナーになったのではないかと思います。

やっぱり最初が大事!

今回、参加者の皆さんにはライオンの新製品のおしゃれ着用洗剤「アクロンスマートケア」をお土産に持ち帰っていただきました。この洗剤は、おしゃれ着をすすぎ0回で洗濯でき、時短になるので、その時間で少しでもリラックスしてもらうことができればと思います。すすぎ0回に抵抗がある方は、もちろんすすぎを行って使用していただいてもOKです。

今回も、セミナー後に実施したアンケートでもたくさんのありがたい声が届きました。一部ご紹介します。

■「わかるわかる」「そうだったのか!」と思うことが多かったです。

■どの内容も勉強になりました。ほめ方について見直す部分もまだまだあるなあと感じました。

■良い話が聞けて良かった。参考になるところがたくさんあった。育児は難しいので活用したい。

■クイズ形式にしてくださったことで具体的なイメージを持ちつつ、話を聞くことができました。

■当たり前のことでも、第三者に言われると受けとめられたので助かった。

貴重なご意見、本当にありがたい限りです。
さらに、今回はセミナー終了後にプレパパ・プレママを中心に直接感想などを聞きました。

■子どもが産まれるのは初めてなので、わからないことが多い。
ネットで調べれば情報を得られることも多いけど、面と向かって聞けたことが良かった。

まさにプレパパ・プレママらしい感想。出産前は産まれた後の生活についてたくさん調べると思いますが、具体的な話を直接聞くことで安心感につながりますよね。

■洗濯で、正しいと思っていたことが違うと知ることができた。もともと夫とやり方が違ったが、夫の方が合っていた。

■洗濯は知らないことだらけだった。知らないことが多すぎて恥ずかしかった。

すでに子育て生活をしていても家事について合っているかわからないことはあります。こうした家事の効率的な方法やコツを知ることで、日々の暮らしはより豊かに、快適になると思います。

そして、こんなことを言っている夫婦もいました。

■セミナー本編ではないのですが、アンケートの時点で認識が違うことがわかった。
自分は頼っているつもりだったけど、夫から見ると思った以上に
私がやっていると思っているらしい。
その違いをこの段階で数値的に出すことができてよかった。

そんな妻の声を聞いて、夫側の意見は?

■確かに認識の差があることはわかった。
今後それをどう埋めるか?考えていきたい。

とても前向きに捉えていたのですが、さらにそこで妻から一言。

■そこにも差がある。夫は「差を埋める」と考えているけど
自分は埋めようとは考えてなくて「差があるとわかればいい」と思っている。

これには夫もちょっと苦笑い。

セミナー終了後のアンケートでは、感想などの他に、それぞれの家庭での家事状況を聞いているのですが、その回答でも夫婦の認識の差があることがわかりました。
例えば「家庭での家事シェア状況に満足しているか」という問いに対する回答は、女性は60%が「あまりシェアできていない」と感じているのに対し、男性は75%が「シェアできている」と感じていました。

こういった認識の差は、出産前、出産後に関わらずあるものですが、これもまた早い段階で知ることによって、知らないうちに開いていってしまうということは防げるように感じます。

何事もスタートが大事だといいますが、子育ても同じだと思います。
知識や情報だけでなく、ギャップもわかった上でこれからどうするかを一緒に考えていってもらえればと思います。

横浜市にお住まいの、これから子育てのスタートを切ろうとしているパパ&ママの皆さんのお役に立てるよう我々も引き続き頑張ります!

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