みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門でプラスチックを担当している「エヌ」です。
みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門でプラスチックを担当している「エヌ」です。
『環境配慮設計』という言葉をご存知ですか?
“製品ライフサイクル全般にわたって、環境への影響を考慮した設計”のことです。
英語では、DfE(Design for Environment)と呼ばれています。
ライオンの製品でも多くの「環境配慮設計」がなされていますが、その多くはみなさんには気づいてもらえていないかもしれません。
実はそんな事例を様々な企業から集めて、公開しているデータベース『プラっとサーチ』が2024年から公開されています。
もちろん当社の事例も沢山登録されています。
容器や包装の技術開発を行っている人を『包装技術者』と呼びます。
実は日本の包装技術は世界的に見ても優れています。
これまで、内容物の保護機能の向上と省資源化の両立を目指して繰り広げられた技術開発競争によって、今の私たちが利用している容器・包装が成り立っています。
しかし、これからの容器・包装は資源の循環サイクルに適合した上で必要な機能を実現するものでなければなりません。
そのためには、次世代の技術を担う「包装技術者」を育てていく必要があります。
そこで、当社は様々な「環境配慮設計」事例を学ぶことができるよう、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会(以降、プラ推進協)の「プラっとサーチ」開発に協力をしました。
一例として、「ライオン」で検索してみると、2008年~2023年の公開情報で70件がヒットします。
リユースの項目では登録情報が出てきませんが、リデュースやリニューアブルの項目には多くのつめかえ製品がヒットします。
つめかえ製品の利用が当たり前になっているため、本体ボトルのリユースは既に「当たり前」になっているからかもしれませんね。
プラ推進協のホームページには「プラっとサーチ」以外にも
・プラスチックの基礎を学べる教材
・プラスチック製容器包装の環境クイズ
などもあり、教育目的でも充実した情報発信をしています。
「包装技術者」だけでなく、できるだけ多くのみなさんに身近な容器・包装に込められた様々な技術をご覧いただきたいと思っています。
そこに「包装技術者」の想いみたいなものも感じ取れるかもしれません。
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