みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で脱炭素を担当している「コウ」です。
みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で脱炭素を担当している「コウ」です。
ライオンには歯みがきやお洗濯など、水を使う製品が多いことから、当社は事業を通じてだけでなく、社会貢献でも水資源を保護する活動に力を入れています。
2024年3月6日(水)~8日(金)の3日間、福岡県にある九州大学で第58回日本水環境学会年会が開催され、「ライオン賞」発表・授与が行われました。
ライオンは、水環境に関わる若手研究員の研究意欲の啓発と支援をするため、毎年、日本水環境学会の年会で優秀な発表をした大学学部生、高専生、短大生を「年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)」として表彰しています。
ライオン賞は2009年に創設され、今年で16回目となります。
今年は、当社からサステナビリティ部門と環境安全性研究部門が参加しました。
ライオン賞は学会参加者による投票で選ばれます。
学会参加者が、研究背景、実験上の独自の工夫点、実験結果や考察などについてポスターの前で発表者と質疑応答をして、優秀と認めた発表者に投票し、得票数で入賞が決まります。
ポスター会場では、ライオン賞応募者と参加者との熱い議論が時間いっぱい交わされていました。
また、一般ポスターの部では当社研究員から、家庭用洗浄剤成分の河川中濃度の予測手法を提案、生態リスク評価への活用について、参加者へ熱く説明しました。
今回はライオン賞の審査対象となった111件のポスター発表の中から最優秀賞1名、優秀賞19名が選ばれました。
最優秀賞には、秋田県立大学の学部生が見事に選ばれました。
優秀賞の方々も含め、みなさん本当におめでとうございます!
授賞式後の懇親会では、ライオン賞を受賞された学部生やその指導教官のみなさんとの懇親を深め、「ライオン賞を受賞するために1年間頑張ってきました!」、「学部生の発表レベルが格段に上がった」とのうれしい言葉をいただき、賞が学部生の研究取組へのモチベーションに繋がっていることを肌で感じることができました。
ライオン賞が創設されてから16回目となりますが、毎年100件以上のご応募をいただいており、これまでに200件以上のライオン賞を表彰させていただきました。
今後も若手研究員の研究意欲の啓発と支援を継続するとともに、ライオン賞を受賞した若手研究員の中から、世界規模の水環境問題解決を担う人材が生まれてくることを楽しみにしています。
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