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水環境保全に関する国内最大の学会への活動支援
日本水環境学会「ライオン賞」の受賞者決定

2024年03月14日 サステナビリティ

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ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、水環境保全に関する国内最大の学会である日本水環境学会において「年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)」を授与しています。16回目となる「ライオン賞」は、2024年3月7日(木)に第58回日本水環境学会年会(2024年3月6日~8日 於:九州大学(福岡県))にて発表・表彰され、最優秀賞は秋田県立大学の齊藤 真哉さんに決定いたしました。

■日本水環境学会「ライオン賞」について

当社は、「洗うこと」を通じて、常に水との深い関わりのなかで事業を展開し、1960年代には生分解性の高い洗浄成分を配合した洗剤、1970年代には業界に先駆けた無リン洗剤、近年では節電や時短にも繋がる節水型製品など、各時代の最先端技術で水環境に配慮した製品を開発してきました。こうした水資源保護活動の一環として、日本水環境学会において2009年に「ライオン賞」が創設され、優秀な研究活動を表彰することにより、若手研究者への支援を行っています。

■第58回 日本水環境学会 年会学生ポスター発表賞「ライオン賞」受賞者・受賞テーマ

(氏名は五十音順・テーマ名称は「日本水環境学会」講演プログラムより)

【最優秀賞】

氏名 学校名 テーマ
齊藤 真哉 秋田県立大学 秋田県八郎湖由来Microcystis属分離株の遺伝子型とミクロシスチン産生特性

【優秀賞】

氏名 学校名 テーマ
麻生 侑里 東洋大学 アンモニア酸化活性とN2O発生量を指標とした微量金属濃度の適正化
稲葉 吉彦 京都大学 黒ボク土およびアロフェンにおいて添加順序がヒ酸とリン酸の競合吸着に与える影響
岩井 温子 京都大学 最終処分場から排出されるPFASsの水環境中および土中における存在実態と農作物への移行
上村 光輝 長岡工業高等専門学校 活性汚泥に生息する従属栄養硝化-好気性脱窒細菌の特定
黒木 咲良 山口大学 底質中へのアマモ漂着物の積極的な貯留が底質環境に及ぼす影響
坂向 偲乃 広島大学 なぜ群れるのか?硝化微生物の生残戦略としてのVBNCと形態学的特性
白鳥 瑞雪 中央大学 固体三次元励起蛍光分光法によるb-EPSの簡易・迅速分析手法
高橋 律穂 山口大学 中温メタン菌の45℃付近における耐熱域への適応
田村 知暁 北海道大学 昇圧回路搭載型微生物燃料電池による導電性膜への電圧印加とファウリング抑制効果
服部 兼真 愛媛大学 二枚貝を指標生物とした瀬戸内海沿岸域におけるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤汚染の実態解明と地理的要因の解析
深澤 英司 千葉工業大学 東京湾底質中の粒径20μm以上のマイクロプラスチック調査
福士 萌笑 北海道大学 塩素処理におけるウイルスの高不活化率の評価:濃縮法を組み合わせた大容量実験系の適用
舩澤 昂希 大阪大学 捕食性細菌を用いた余剰汚泥の可溶化処理によるメタン生成高効率化の可能性
古井 真 岐阜大学 下水試料のLC-QTOF/MS一斉スクリーニング分析および検出化合物と共存マイクロプラスチックとの吸着特性解析
本間 加奈乃 東邦大学 イブプロフェンの無機化における電解ペルオキソン法の効果
溝渕 和 香川高等専門学校 解熱鎮痛剤有効成分の生物学的分解特性の把握と水生生物に対する影響評価
宮原 もえり 神戸大学 バイオ炭添加嫌気性MBRによる液体酪農バイオマスの処理
山口 耕平 北海道大学 感染力評価と外殻タンパク質損傷評価を併用したオゾン処理におけるヒトサポウイルスの不活化特性の把握
吉本 龍晟 高知大学 降雨が都市河川中の大腸菌、薬剤耐性大腸菌数に与える影響評価

当社は、今後も環境保全及びその活動支援に努め、サステナブルな社会への貢献を目指して参ります。

(参考)
◎「日本水環境学会」及び年会学生ポスター発表賞「ライオン賞」について
【公益社団法人 日本水環境学会】
水環境に関連する分野の学術的調査や研究、知識の普及、健全な水環境の保全と創造への寄与、学術・文化の発展への貢献を目的とした公益法人。学術・技術の情報発信ツールとしての学術雑誌の発刊、会員相互の闊達な意見交換の場としての日本水環境学会年会と日本水環境学会シンポジウムの開催、次世代を担う人材育成や水環境文化活動の普及を目指した各種表彰活動、国際交流・国際協力を目的とした英文学術雑誌の発行、国際会議の開催や表彰活動、最新の情報を普及するためのセミナーの開催など、幅広く活動している。

【年会学生ポスター発表賞「ライオン賞」概要】
表彰対象:年会においてポスター発表を行う大学、高等専門学校、短期大学在学の学生会員
目  的:優秀な研究活動を表彰することによる若手研究者への支援
選考方法:学会参加者による投票にて決定

お問い合わせ窓口

報道関係の方 コーポレートコミュニケーションセンター TEL: 03-6739-3443

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