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第56回 日本水環境学会年会でのライオン賞を通して、水研究活動の啓発・振興を支援しました

2022年03月30日 ライオン賞

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みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「しまきち」です。

 

ライオンは「洗うこと」を通じて、常に水との深い関わりの中で事業を展開しています。
1960年代には生分解性の高い洗浄成分を配合した洗剤、1970年代には業界に先駆けた無リン洗剤、近年では節電や時短にも繋がる節水型製品など、各時代の最先端技術で水環境に配慮した製品を開発してきました。

 

こうした水資源保護活動の一環として、水環境保全に関する国内最大の学会である日本水環境学会においても、水環境に関わる若手研究者の研究意欲および学会発表の啓発を目指し、優秀なポスター発表に対して表彰をおこなうために2009年に創設された「学生ポスター発表賞」に協賛しており、通称「ライオン賞」とも呼ばれております。

 

2022年3月16日(水)~18日(金)の3日間、オンラインで「第56回日本水環境学会年会」が開催され、
17日に14回目となる「ライオン賞」の各賞が決定し、発表・表彰式が行われました。

  • ライオン賞について年会から説明がありました

    ライオン賞について年会から説明がありました

  • 発表された受賞者

    発表された受賞者

この年会は、日本水環境学会が、水環境分野の幅広い研究の発展と会員相互の情報交換を促進するため、毎年開催されています。
ライオンは毎年、年会で優秀なポスター発表をした大学学部生、高専生、短大生を表彰する「年会学生ポスター発表賞(通称:ライオン賞)」に協賛しています。

 

コロナ禍のため、昨年に引き続き、今年もオンライン開催ということで学生の皆さんと直接会えないのは残念でしたが、ポスター発表のコアタイムでは画面上で学生のみなさんの発表を聞くことができました。
今年は審査対象となった80名のうち最優秀賞1名、優秀賞16名が選ばれました。
最優秀賞は京都大学の和世直輝さんの「琵琶湖北湖の柱状堆積物の分析および年代測定によるマイクロプラスチック汚染の歴史的変遷の推定」という研究発表が選ばれました。

  • 京都大学・和世さんから喜びの受賞スピーチ。 研究室には過去の受賞者の先輩が残されたと思われるライオンちゃんがありました

    京都大学・和世さんから喜びの受賞スピーチ。
    研究室には過去の受賞者の先輩が残されたと思われるライオンちゃんがありました

  • 画面上で表彰状も贈られました

    画面上で表彰状も贈られました

表彰式の最後はライオンを代表してサステナビリティ推進部の池西ディレクターからお祝いの挨拶を行いました。

  • 受賞者とスタッフで記念撮影

    受賞者とスタッフで記念撮影

  • サステナビリティ推進部・池西ディレクター

    サステナビリティ推進部・池西ディレクター

つつがなく表彰式は終了し、その後はオンラインで懇親会が開催されました。
「SpatialChat」というツールが用いられ、オンライン上の部屋に分かれた参加者がそれぞれ自由におしゃべりできるという内容でした。

 

また、本来であれば富山で開催される予定だったことから、エクスカーションとして、富山の水にまつわる名所をガイドさんが紹介してくださるオンラインツアーも行われました。

  • 「SpatialChat」の画面

    「SpatialChat」の画面

  • オンラインツアーの様子

    オンラインツアーの様子

事務局の方々が工夫を凝らして年会を盛り上げようとされている姿勢に感銘を受けました。

 

また、この賞が多くの学生たちの研究意欲増進に役立っていることも嬉しく思いました。
これからも水資源を保全していくために、また、水を大切に使っていくために当社も企業として何が出来るのか、考えていきたいと思います。

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