みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「みやこ」です。
みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「みやこ」です。
ライオンは、水資源保護や社員の環境意識の醸成を目的として、山梨県山梨市で森林整備活動を行っています。
2024年10月26日、「ライオン山梨の森Ⅱ」にて秋の森林整備体験型研修を行いました。
これまで一般社員による森林整備活動は、ボランティア活動によって行われてきましたが、サステナビリティの社業への貢献度向上を図るため、今年から研修として運営しています。
参加者は、社員15名、サステナビリティ推進部2名、県立山梨高校の生徒1名、山梨青年会議所2名、当社と同じく環境大臣認定のエコ・ファースト企業である(株)ビックカメラ2名、森の所有者である山梨市役所2名、活動のコーディネーターである(公財)オイスカ3名、森林整備の技術指導をしてくださる河野造園土木3名の総勢30名でした。
参加社員には、事前にオンラインでの座学研修を実施しました。
当日の活動内容や注意事項とともに、当社グループのサステナビリティ重要課題や森林整備活動の目的・意義を伝えることで、参加者の理解を深め環境意識醸成を図ることが目的です。
当部からの説明の後には、3~4名ずつに分かれて、お互いに研修で習得したいことの共有とフリーディスカッションをしてもらい、研修の目的の自分事化も図っていただきました。
当日は、爽やかな気候の中で研修を実施しました。
まず、ライオン山梨の森Ⅱの近くにある「西保堰第四号隧道(にしぶぜきだいよんごうずいどう)」を見学しました。
西保堰は、成立が享保年間にさかのぼる灌漑(かんがい)用水路で、現在も山梨市内を潤し続けています。
本隧道は明治37年に建造され、貴重な文化財として親しまれているそうです。
参加者は、この後体験する森林整備が水資源保護に欠かせないことを実感しているようでした。
隧道見学の後、ライオン山梨の森Ⅱでの研修を開始しました。
ライオン山梨の森Ⅱでは、道路建設時の残土置き場だった造成地の里山再生や、環境について学びながら森の中を散策できるような遊歩道づくりを進めています。
開会式では、オイスカさんからライオン山梨の森Ⅱの概要や目指す姿について、河野造園土木さんからは活動時の注意事項について、それぞれご説明いただきました。
いよいよ4人1組に分かれ、活動を開始しました。
午前中は、豊かな森林の基盤となる豊かな土壌づくりを目指し、造成地に植林する際に活用する「堆肥(たいひ)用の落ち葉集め」を行いました。
こまめに休憩を取りながら午前中の活動を順調に終え、昼食の時間です!
皆で輪になり、地元飲食店の手作りのお弁当をいただきました。
午後は、社員や地域住民の環境教育の場となる森を目指し、「遊歩道づくり」を行いました。
午後の活動で、約60mの遊歩道が完成しました!
怪我もなく無事に活動を終了し、閉会式を行いました。
閉会式では、オイスカさんから1日の振り返りをしていただいた後、参加者のうち3名の方に感想を共有いただきました。
みなさん「今回の体験が出来て良かった、気づきを得た。」や、「今後の生活や事業、自身の業務でどのように活かせるか、考えていきたい。」とおっしゃっていました。
閉会式の後には、社員からお世話になった社外のスタッフ・参加者の方々に、すすぎ1回で洗濯ができ、節水につながる衣料用洗剤「NANOX one PRO」をプレゼントし、感謝の気持ちを伝えました。
社内外の参加者や地域住民の方が、世代や業種を超えて交流を深めながら活動している姿が印象的でした。
今回の研修を通し、水を大切にする習慣づくりに向け、社員一人ひとりが業務を通して貢献できることを考えるきっかけにしてほしいと思います。
これからも「ライオン山梨の森Ⅱ」では、人々が集い、環境について学べる森づくりを目指していきます!
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