みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「みやこ」です。
みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「みやこ」です。
ライオンは、水資源保全や社員の環境意識の醸成を目的として、山梨県山梨市で森林整備活動を行っています。
2024年7月20日、「ライオン山梨の森Ⅱ」にて夏の森林整備体験型研修を行いました。
ライオン山梨の森での森林整備活動は、これまで社員のボランティア活動によって行われていましたが、サステナビリティの社業への貢献度向上を図るため、今年から研修として運営しています。
参加者は、社員18名、サステナビリティ推進部4名、県立山梨高校の生徒4名、共創の場「point 0」参画企業である大建工業3名、森の所有者である山梨市役所2名、活動のコーディネーターである(公財)オイスカ3名、森林整備の技術指導をしてくださる河野造園土木3名の総勢37名でした。
集合写真
参加社員には、事前にオンラインでの座学研修を実施しました。
当日の活動内容や注意事項とともに、当社グループのサステナビリティ重要課題や森林整備活動の目的・意義を伝えることで、参加者の理解を深め環境意識醸成を図ることが目的です。
座学研修(2024年7月8日)の様子
当日は晴天に恵まれ、水分補給や熱中症対策を心がけながら活動しました。
まず、ライオン山梨の森Ⅱの近くにある「西保堰第四号隧道(にしぶぜきだいよんごうずいどう)」を見学しました。
西保堰は、成立が享保年間にさかのぼる灌漑(かんがい)用水路で、現在も山梨市内を潤し続けています。
本隧道は明治37年に建造され、貴重な文化財として親しまれているそうです。
参加者は、この後体験する森林整備が水資源保全に欠かせないことを実感しているようでした。
西保堰第四号隧道
隧道見学の様子
隧道見学の後、ライオン山梨の森Ⅱでの研修を開始しました。
「ライオン山梨の森Ⅱ」では、道路建設時の残土置き場だった造成地の里山再生や、環境について学びながら森の中を散策できるような遊歩道づくりを進めています。
開会式では、オイスカさんから「ライオン山梨の森Ⅱ」の概要や目指す姿について、河野造園土木さんからは活動時の注意事項について、それぞれご説明いただきました。
開会式の様子
河野造園土木さん(右)に安全指導をいただきました
しっかり水分補給をした後、4~5人1組に分かれ、活動を開始しました。
午前中は、豊かな森林の基盤となる豊かな土壌づくりを目指し、造成地に植林する際に活用する「堆肥(たいひ)用の落ち葉集め」を行いました。
地面に積もった落ち葉を集めます
たくさんの落ち葉が集まりました!
昼食は森の中で自己紹介をしながらいただきました
こまめに休憩を取りながら午前中の活動を順調に終え、昼食をはさんで、午後は、社員や地域住民の環境教育の場となる森を目指し、「遊歩道づくり」を行いました。
雑草を掘り起こして土を耕します
歩道の真ん中に生えた木を切り倒します
歩道をふさぐ倒木は、脇に寄せます
午後の活動で、約50mの遊歩道が完成しました!
整備開始前
整備後
事故などもなく無事に活動を終了し、閉会式を行いました。
閉会式では、オイスカさんから1日の振り返りをしていただいた後、参加者のうち3名の方に感想を共有いただきました。
1日の振り返りと活動の意義について説明するオイスカさん
山梨高校の生徒から、森林整備の大変さを体感したことなどの感想を共有いただきました
大建工業の方から、水源を守る樹木と製造製品(床材)のつながりや重要性などについてお話いただきました
当社社員からも、節水習慣づくりのため、研修で得た気づきを自分の業務に落とし込みたいと感想を共有いただきました
閉会式の後には、社員からお世話になった社外のスタッフ・参加者の方々に、すすぎ1回で洗濯ができ、節水につながる衣料用洗剤「NANOX one PRO」をプレゼントし、感謝の気持ちを伝えました。
みなさん、ありがとうございました!
社内外の参加者や地域住民の方が世代を超えて交流を深め、汗を流しながらもイキイキと活動している姿が印象的でした。
今回の活動を通し、水を大切にする習慣づくりに向け、社員一人ひとりが業務を通して貢献できることを考えるきっかけにしてほしいと思います。
これからも「ライオン山梨の森Ⅱ」では、人々が集い、環境について学べる森づくりを目指していきます!
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