みなさん、こんにちは。
研究開発本部、広報担当の小林です!
みなさん、こんにちは。
研究開発本部、広報担当の小林です!
ライオンは、内閣府、文部科学省、経団連が推進する『理工チャレンジ(リコチャレ)~女子中高生・女子学生の理工系分野への選択~』の取り組みに賛同し、リコチャレイベント『Girl’s Summer Labo』を開催しています。
今年は、 8月22日に「オンライン形式イベント」を開催し、翌8月23日には、5つの自治体にご協力いただき、昨年に続いてサテライト会場を設置した「ハイブリッド形式イベント」を開催しました。
本イベントは全国の中高生を対象に、当社の技術職員として活躍する女性社員との交流を通して多様な女性活躍の姿を紹介し、理工系進路の選択を支援する機会を提供することを目的としています。
オンライン形式では、昨年もご好評いただいた、「お口を健康にする“サイエンス”を知ろう!」のコースを午前、午後の2部制で行い、実験教室、研究員のお仕事紹介、工場見学、女性研究員との座談会を行いました。
日本全国から延べ約50名の中高生が参加してくれました。
特に工場見学では、ハブラシ、ハミガキを製造している明石工場の動画を見てもらいましたが、どちらもリアルでの見学では近づけない、機械に接近した映像を紹介することができ、オンラインのメリットを感じた参加者も多かったようです。
ハイブリッド形式では、「汚れを落とす“サイエンス”を知ろう!」のコースを行いました。
ハイブリット形式のイベントは、全国各地にリアルに中高生に集まっていただくサテライト会場を設置し、東京にある平井研究所を配信拠点としてリモートで講義や実験の進行をしながら、実際の実験は参加者ご自身で手を動かして行っていただけるイベントです。
昨年もご協力いただいた兵庫県明石市、鹿児島県指宿市、福井県永平寺町に加え、今年は新たに茨城県日立市、愛知県春日井市にもサテライト会場として運営にご協力いただきました。
当日は、オンライン形式と同様のイベント内容(実験教室、研究所の紹介、工場見学、座談会)で実施し、約60名の中高校生が参加してくれました。
各会場、進捗状況は異なりましたが、チャットや画面越しでのOKサイン、手元カメラの映像などから、実験を楽しんでいる様子が伺え、随時会場とコミュニケーションをとりながら進めることができました。
参加者からはたくさんの楽しかった!というコメントを頂き、特にリアル会場ならではの、実験を通して身近な界面活性剤の働きを自分の目で確かめられたことが印象に残ったようです。
サテライト会場を運営いただきました各自治体のご担当者様には、当日の運営はもちろんのこと、参加者の募集や、事前打ち合わせや事前準備等、多大なお力添えを頂きました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
様々な方々のご協力のお陰で、オンライン形式、ハイブリッド形式とも、無事にイベントを終えることができました。
参加者のみなさんがメモをとりながら熱心に話を聞いてくれたことが、今でも印象に残っています。
事後アンケートでは、『研究がおもしろそう』『もともと興味があり、実際に実験をしたり、工場を見学して前より興味がわいた』といったコメントがあり、全国の中高生に理工系の仕事の楽しさを知って頂く良い機会を提供することができたのではないかと思います。
イベントの中でも社員との座談会は大変好評いただき、理工系の仕事について興味を持てた、社員の中高生時代の過ごし方を知り、進路の参考になったとのコメントをもらい、開催の意義を改めて感じました。
今回のイベントへの参加が、少しでも将来をイメージするきっかけづくりになれば嬉しいです。
本イベントは、社会的な意義だけではなく、全国の中高生に身近な科学の面白さを体験してもらい、ライオンで活躍する社員と接することで、ライオン製品への理解を深めてもらえる活動のため、来年も継続して実施していくつもりです。
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