みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の矢島です。
当社は事業成長をはかりながら脱炭素社会の実現に貢献するため、2019年に2050年に向けた長期環境目標「LION Eco Challenge 2050」を策定しました。
具体的には、2050年までに事業所活動におけるCO2排出量ゼロ、およびライフサイクルにおけるCO2排出量半減、を目指し、2030年までに事業所活動におけるCO2排出量を30%削減(基準年2017年)、およびライフサイクルにおけるCO2排出量を30%削減(基準年2017年)、となっています。
2020年にはCO2削減目標が、パリ協定が求める水準に整合し、科学的根拠に基づいた目標であることを認定する、SBT認定(well-below2℃:産業革命前のレベルと比較した世界の気温上昇が2℃を十分下回る水準)を取得しました。
一方、近年、地球温暖化問題が深刻化し、”気候危機”とも呼ばれるようになっています。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)1.5℃特別報告書で気候変動への脅威への世界的な対応の強化などに関する報告がなされ、2020年に英国グラスゴーで開催されたCOP26では世界が1.5℃を目指すことが合意されました。
さらにその後、日本の2030年度の削減目標も26%削減から46%削減(2013年基準)と引き上げられました。
こうした動きを踏まえ、2022年に当社は、LION Eco Challenge 2050の事業所活動におけるCO2削減目標を、2030年30%削減から1.5℃目標水準である55%削減(2017年基準)へと引き上げました。