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「ライオン山梨の森Ⅱ」で新入社員研修を行いました

2022年05月26日 ライオン山梨の森

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みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「しまきち」です。

 

今年もライオングループに入社したフレッシュな新入社員たちが4~5月毎日研修に取り組んでいます。

 

2022年5月9~11日はサステナビリティ推進部が担当し、ライオンのサステナビリティについての研修を行いました。

 

5月9日はオンラインでの座学でライオンでのサステナビリティの位置づけや環境、社会への具体的な様々な活動について当部の3名の講師から説明を行いました。
ライオン、ライオンエンジニアリング、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ、ライオンハイジーンの新入社員96名が受講しました。

座学の最後に記念撮影もしました

座学の最後に記念撮影もしました

翌、5月10、11日は3年ぶりに実施できることとなった森林整備体験の実習を行いました。
企画をしていた今年の初旬はコロナ感染の危険性が危ぶまれていましたが、人材開発センターの研修担当社員の「座学ばかりの新入社員たちが外に出て体を動かす機会を作りたい!」との熱い親心で全員抗原検査を受けることで実施を可能にしてくれました。

 

いよいよ10、11日、新入社員たちは2日間に分かれて山梨市にある「ライオン山梨の森Ⅱ」にやってきました!

  • 開会式の様子(10日)

    開会式の様子(10日)

  • 山梨市役所農林課の小林リーダーから奨励もいただきました

    山梨市役所農林課の小林リーダーから奨励もいただきました

開会式後、まずは水資源保護のために森林整備を行っていることを実感するために、森から徒歩で行ける「西保堰第四隧道(にしぶぜきだいよんずいどう)」を見学しました。
こちらは成立が享保年間にさかのぼる灌漑(かんがい)用水路で現在も市内西側の地区を潤し続けています。
現在使われている隧道(ずいどう)の横に明治37年に建造された坑門が今も設置されていて、貴重な文化財として地域の人々に親しまれているそうです。

  • 隧道の説明を山梨市役所農林課の水口さんが説明してくださいました(10日)

    隧道の説明を山梨市役所農林課の水口さんが説明して
    くださいました(10日)

  • 明治37年に建造された坑門(2022年4月撮影)

    明治37年に建造された坑門(2022年4月撮影)

現在の坑門(2022年4月撮影)

現在の坑門(2022年4月撮影)

隧道(ずいどう)見学の後、早速作業を開始しました。
5人ずつの班に分かれて、小樹木の移植作業を行いました。
3人は奥の森に生えている小樹木を掘り取り、2人はそれを植えるために造成地の穴掘りを行いました。
どちらも結構な重労働だったので、まさに若者向けの仕事でした。

  • 小樹木を掘り取りの様子(10日)

    小樹木を掘り取りの様子(10日)

  • 掘った穴に小樹木を植える様子(11日)

    掘った穴に小樹木を植える様子(11日)

午後は小樹木の移植作業の続きを行い、単なる平坦な土地だった造成地に20本の若木が生えている景色に変わりました。

 

この活動では造成地を里山に再生する挑戦をしているので、今回も単純に移植しただけでなく、10日は自然の落ち葉堆肥と、11日は市販の堆肥を土に混ぜて移植したので、今後、生育に差が出るのかどうかモニタリングで確認していきます。

移植が完了しました!(11日)

移植が完了しました!(11日)

2日とも時間が余ったので、奥の森から発芽したドングリを掘り出して、移植する作業も行いました。

 

ドングリについても自然の落ち葉堆肥と市販の堆肥をそれぞれ混ぜた苗床に植えたので、今後の生育の差をチェックしていきます。

  • 発芽したドングリ掘れました!(11日)

    発芽したドングリ掘れました!(11日)

  • ドングリを苗床に仲良く植える様子(11日)

    ドングリを苗床に仲良く植える様子(11日)

今回の研修で新入社員たちの環境意識はかなり高まったようでした。
今後、今回植えた木やドングリの成長と共に新入社員たちがすくすく成長してくれることを願っています。

5月10日の集合写真

5月10日の集合写真

 

 

5月11日の集合写真

5月11日の集合写真

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