みなさん、こんにちは。
研究開発本部 広報担当の小林です。
ライオン(平井研究所)ではSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校の東海大学高輪台高校1年生のカリキュラムの一環として、生活の中にある科学に目を向け、探究心を深めてもらうことを目的に、10年以上継続して教育支援活動を行っています。
2020年秋より、本年度の活動内容を計画しておりましたが、緊急事態宣言発令となり、急遽オンラインでの実施となりました。
高校側は感染防止対策をとった上で対面授業を行っていたので、高校の理科室と平井研究所をオンラインで接続し、2021年2月2日に界面活性剤に関する実験教室を、2月9日には製品開発に関する講義と研究所見学を行いました。
初日の実験教室では、表面張力の働きと界面活性剤が汚れを落とす作用を勉強しました。
教室全体が見えるよう設置したカメラで実験の進行状況を確認し、先生がハンディカメラで生徒の手元を撮影、また実験結果を発表してもらう等、対面での授業と同様に双方向での授業ができました。
コロナ禍で手を洗う機会が増えていますが、生活の中で何かを洗うという場面で活躍している界面活性剤の働きを知り、身近な科学と学校で学んでいる知識が直結していることを認識してもらいました。