1.手や指の清潔
災害時は常に手を
清潔に保ちましょう。
災害時、多くの人が出入りする避難所などではいつもより手が汚れがちです。災害時には手を清潔に保つことがとても大切です。
汚れが残りやすいところ
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— 手をキレイにするタイミング —
汚れたものや大勢の人がさわるところに
触れた後など、こまめに手をふきましょう。食事や
おやつの
前後トイレの後
おむつの
交換の後咳や
くしゃみを
した後鼻を
かんだ後作業の後
動物などに
ふれた後ゴミを
取り扱った
後
水で手洗いできないときの手指のケア方法
手指消毒剤を使って、サッと手を清潔にしましょう。
手のひらをこすり合わせるだけですませず、汚れが残りやすい部分にもしっかりすり込むことがポイントです。
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①手指消毒剤を適量手のひらに取ります
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②手のひらをこすり
合わせます -
③手のひらの上で指先にすり込みます(両手)
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④手の甲にもすり込み
ます(両手) -
⑤指の間は、両手を組むようにこすり合わせます
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⑥親指は、反対の手で
ねじるようにすり込み
ます(両手) -
⑦反対の手で
ねじるようにすり込み
ます(両手)
⑧最後に、手指消毒剤が乾燥するまですり込みましょう
なお、手指消毒剤を子どもに使用させる場合は、保護者の指導監督のもとにお使いください。
また、ぬれティッシュやお手ふきシートを使う時も、汚れが残りやすい部分をしっかりふきましょう
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①手のひらをしっかり
ふきます。 -
②シートを裏返して、
手の甲をふきます。 -
③親指の腹から指先に
かけて汚れをふきとります。 -
④人さし指から小指を
親指と同様にして
ふきます。
備えておきたい手指の清潔ケア用品
もしもの時に備えて、手指の清潔ケア用品も防災グッズと一緒に非常時持ち出し袋に入れておきましょう。
ぬれティッシュがない場合は、ティシュペーパーを8つ折りにして、ペットボトルのフタ一杯程度の水で濡らしても代用できます。