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台東区立上野中学校で「ハブラシリサイクル」に関する授業を実施しました

2024年12月02日 ハブラシリサイクル

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みなさん、こんにちは。

サステナビリティ部門で資源循環を担当している 「このみのこ」です。

 

ライオンは2023年3月、台東区と相互に連携・協力する協定を締結しました。

区民の健康増進と、地域共生及び持続可能な社会の実現に向けた地域づくりに貢献することを目指して様々な活動を行っています。

 

翌月の4月からは、プラスチックの資源循環を目的とした、使用済みのハブラシを新しいプラスチック製品に生まれ変わらせるハブラシリサイクル活動を開始しています。

 

使用済みハブラシの主な回収拠点は、台東区内の公共施設や小売店に24拠点あります。

その他、小中学校に25拠点ありますが、小中学校では公共施設と比較して回収量が少ないという課題がありました。

そこでもっと小中学生の皆さんに取組の目的や意義を理解いただき、一層の協力を仰ぐ必要があると考えました。

台東区内に設置している回収ボックス

台東区内に設置している回収ボックス

台東区では教育施策の一つとして、教育委員会が台東区にゆかりのある40以上の様々な機関(公共施設、企業、NGO団体など)と連携し、幼稚園・保育園・こども園、小学校(低学年・高学年)、中学校に対して「学びのキャンパスプランニング事業」を平成25年度より行っています。

 

そこで、ハブラシリサイクルの更なる浸透を目的とした出張授業の実施をライオンとして、エントリーしたところ、事業として採用され、計4校での実施が決まりました。

そのうちの1校である上野中学校にて、2024年10月31日に出張授業を行いました。

 

上野中学校では、資源の有効活用を目的に、毎週木曜日の8時~8時15分まで、生徒会役員による資源回収活動が行われています。

生徒会役員のみなさんが朝早くから準備をし、校舎内玄関に立ち、登校する生徒たちが持参した資源をその場で回収しています。

そのお陰で回収量は区内の中学校部門では第1位となっています。

 

今回は午後一の総合学習の時間で授業をさせていただきました。

1年生4クラス合同(157名)だったため、体育館で開催しました。

1年生全員が体育館に集合しました

1年生全員が体育館に集合しました

授業は、①ライオンの事業紹介、②ライオンのSDGsへの取り組み、③ハブラシリサイクルの順に講義をしました。

②のコーナーでは、簡単なクイズも出し、生徒のみなさんに回答してもらいました。

③のコーナーでは、正しいオーラルケア習慣(1日3回の歯磨きや月1回のハブラシ交換)と捨てない習慣(使用済みハブラシのリサイクル活動に協力する等)の定着を目的として、活動を紹介しました。

授業の様子

授業の様子

授業の最後には、生徒代表から「リサイクル運動をより一層頑張ります!」という心強い声を聞くことができました。

生徒代表(右)からお礼のお言葉をいただきました

生徒代表(右)からお礼のお言葉をいただきました

生徒のみなさんをはじめ、指導していただいた先生方、誠にありがとうございました。

これからもハブラシリサイクルへのご協力をよろしくお願いいたします。

 

私たちは今後、このような教育の場を通じて「健康習慣と捨てない習慣づくりの両立」を伝え、取り組みの理解と回収量の拡大に繋げていきます。

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