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「LOVE CAT, LOVE EARTH, さくらプロジェクト」クラウドファンディングに挑戦しています

2023年01月30日 ハブラシリサイクル

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みなさん、こんにちは。
ライオンペット株式会社 獣医師の井上です。

 

みなさんは、毎年何頭の猫が殺処分をされているかご存知でしょうか?

 

日本における猫の殺処分数は年々減少しているものの、2020 年度に全国の保健所や動物愛護センターに引き取られた頭数は44,798頭、そのうち4割超の19,705頭が殺処分され、現在も深刻な社会問題となっています。

 

また、ある欧米のデータ※1では、猫が捨てられる主な原因に「排泄の失敗」があるとされています。
このことからライオンペットでは、猫にとって快適なトイレ環境を用意することが、猫の排泄の失敗を低減させ、加えてこの社会問題の解決策に繋がると考え、2020年7月より保護猫譲渡支援活動を推進してきました。
これまでに協力いただいた譲渡団体数は 110団体、支援数は当社の「猫トイレセット」(猫トイレ容器と猫砂)合計4,656個になります。
※1 Journal of Feline Medicine and Surgery (2014) 16, 579-598

  • 保護猫カフェで、新しい家族のお迎えを待つショウくん

    保護猫カフェで、新しい家族のお迎えを待つショウくん

  • 保護猫カフェで、新しい家族のお迎えを待つトリオくん

    保護猫カフェで、新しい家族のお迎えを待つトリオくん

しかしながら、まだまだ猫の殺処分はゼロになっていません。
そこで、この活動では現在猫を飼われている方だけでなく、猫を愛するすべての方に本活動を認知・ご賛同をいただき、1頭でも多くの命を救うため、2023年1月23日(月)よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」を活用することで、支援活動を拡大することにしました。

 

「さくらプロジェクト」では、この活動の趣旨に賛同いただける方(支援者)より、「猫トイレセット」が含まれるリターンコースを1 口支援いただくと、1 つの「猫トイレセット」を支援者へ、そして3 つの「猫トイレセット」を保護猫の里親3 名へそれぞれ寄贈します。
なお、その収益金の全てを保護猫譲渡支援活動に活用します。

そして、何よりこだわったポイントが、このさくらプロジェクトで配布する猫トイレセットは、猫にも地球にもやさしい原料を使った特別な「猫トイレセット」だというところです。

 

◆猫トイレ容器(使用済みハブラシの再生プラスチックを使用)
ライオングループでは限られた資源の有効活用を目的に、2015 年より「ハブラシ・リサイクルプログラム」として、人が使ったハブラシの回収・再資源化に取り組んでいます。
猫トイレ容器の原料の一部には、この使用済みハブラシの再生プラスチックを活用しました。

 

◆猫砂(食品廃材の再利用)
原料の一部として、食品に使用されないトウモロコシの芯を再利用しました。

 

プロジェクトの持続可能に加え、製品のサステナビリティにも配慮した、ライオングループだからこそできる活動です。

  • ハブラシ再生プラスチックを使用した「獣医師開発※ ニオイをとる砂専用 猫トイレ」

    ハブラシ再生プラスチックを使用した
    「獣医師開発(※2) ニオイをとる砂専用 猫トイレ」
    ※2 東京猫医療センター服部獣医師と当社獣医師の共同開発

  • 「ニオイをとる砂 軽量タイプ」

    「ニオイをとる砂 軽量タイプ」

「LOVE CAT, LOVE EARTH, さくらプロジェクト」の名前には、2つの思いを込めました。
1. サステナビリティの「サ」と、クラウドファンディングの「クラ」を組み合わせた取り組み(サ+クラ)
2. 保護猫と飼い主さんの未来を「咲かせる」プロジェクト

 

保護猫譲渡団体の皆様や飼い主さん、すべての猫を愛する方々にこのプロジェクトに込めた想いが少しでも届くことを願っています。

このさくらプロジェクトはまだスタート地点に立ったばかりです。
1頭でも多くの猫ちゃんが、大好きな飼い主さんと暮らすことのできる未来を咲かせると同時に、1人でも多くの人が猫と暮らす幸せを感じる未来を咲かせることができるよう、これからも活動の輪を広げていきます。

 

私たちの活動にご賛同いただける皆様から、「保護猫譲渡支援活動」を持続的な活動として推進していくための新しいチャレンジに、ご理解とあたたかいご支援をいただけますと幸いです。

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