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サステナビリティ重要課題と2030年目標

重要課題の特定

当社は2020年に、経営ビジョンの実現やSDGsへの貢献等、2030年時点の社会像からバックキャストして2030年までに取り組むべき「サステナビリティ重要課題」を、以下のステップを通じて再確認しました。ライオングループ サステナビリティ重要課題は、広く、事業や地球環境、社会のサステナビリティを考慮して「人と地球の健やかな未来」の実現に資する、当社事業と社会の双方に重要な課題です。特定にあたっては、バリューチェーン全体およびステークホルダーを網羅的に勘案し、リスクと機会の両面でとらえています。
その中で特に「健康な生活習慣づくり」と「サステナブルな地球環境への取組み推進」は、経営資源を投下して競争優位を確保する課題であり、最重要課題として取り組むものと位置づけています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大や社会環境も激しく変化していることから、2021年には目標や指標を再度見直しています。

サステナビリティ重要課題の考え方

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サステナビリティ重要課題の特定ステップ

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バリューチェーンにおけるサステナビリティ重要課題のリスクと機会

バリューチェーン全体及びステークホルダーを網羅的に勘案し、リスクと機会に重要課題を層別しました。

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ライオングループ サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)と2030年目標

当社グループは、2030年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現や、持続可能な開発目標(SDGs)が目指す世界への貢献等を見据えた上で、「ライオングループ サステナビリティ重要課題と2030年目標」を設定しています。当社グループが常に社会とお客様から必要とされ、事業成長を続けるためには、より長期的視点で課題をとらえ取り組むことが重要です。2030年目標では、より高い到達レベルでの目標を目指し、目標達成の定量的な評価ができる指標を設定しています(新型コロナウイルスの感染拡大や社会環境の変化から、 2021年に目標や指標を見直しました)。
今後も当社グループは、サステナビリィを経営戦略に取り込む統合思考で、サステナブルな社会への貢献とさらなる事業成長を目指します。

サステナビリティ重要課題と2030年目標

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サステナブルな地球環境への取組み推進

重要課題1
最重要課題

目標

  1. 事業所活動におけるCO2排出量の削減を目指します。
  2. ライフサイクルにおけるCO2排出量の削減を目指します。
  3. 自社の排出量を上回るCO2削減により、社会におけるカーボンネガティブを目指します。
  4. 3R(Reduce〈削減〉、Reuse〈再利用〉、Recycle〈再資源化〉)とRenewable〈持続可能な資源の活用〉を積極的に推進します。
  5. ライフサイクルにおける水使用量の削減を目指します。
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健康な生活習慣づくり

重要課題2
最重要課題

目標

  1. すべての人が必要な時に、いつでも、オーラルケアを行える機会を提供し、誰もが健康でいられるよう、オーラルケアの習慣化を目指します。
  2. 日常生活のあらゆるシーンの中で、菌・ウイルスの体内侵入を防ぎ、誰もが健康でいられるよう、清潔・衛生行動の習慣化を目指します。
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ダイバーシティ&インクルージョンの推進

重要課題3

目標
多様な価値観や考えを持った人材が、個性や能力を存分に発揮して活躍することを目指します。

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ワークライフエンリッチメントの推進

重要課題4

目標
従業員一人ひとりが、ワークとライフの相乗作用により、人生のWILLを実現できる環境を目指します。

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人材開発

重要課題5

目標
従業員一人ひとりが、多彩な能力を最大限に発揮し挑戦できる環境を整備することで、変革を実現するダイナミズムを創出する人材の育成を目指します。

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従業員の健康増進

重要課題6

目標
従業員の心と身体のヘルスケアを支えることで、人材力の強化につなげ、持続可能な企業成長を目指します。

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労働安全管理体制の充実

重要課題7

目標
労働安全衛生に関する法令遵守及び安全意識の向上が徹底され、従業員及び事業所内で働く外部パートナーが、安全、安心に働けることを目指します。

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人権の尊重

重要課題8

目標
「ライオン人権方針」に沿って、事業活動によって影響を受けるすべてのステークホルダーの人権を尊重します。

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責任あるサプライチェーンマネジメントの構築

重要課題9

目標
「持続可能な原材料調達方針」や「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に沿って、児童労働や強制労働等の人権・労働問題や環境破壊等を許さない持続可能な調達を目指します。

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顧客の満足と信頼の追求

重要課題10

目標
製品・サービスの価値向上や顧客対応品質の向上を通じて、生活者視点に立った事業活動の推進を強化します。

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リスクマネジメントの推進

重要課題11

目標
リスクの特定ならびに迅速かつ適切に対処する網羅的・総括的なリスクマネジメント体制を構築し、企業の持続的な成長を目指します。

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コンプライアンスの強化

重要課題12

目標
コンプライアンス意識定着に向けた実効性のある活動を強化し、社会から信頼される企業を目指します。

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ガバナンスの強化

重要課題13

目標
健全、公正、かつ透明で実効性の高いガバナンス体制を構築し、持続的な企業価値向上を目指します。

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2020年度版 バックナンバー

「2020年サステナビリティ重要課題・目標」結果報告(PDF:212KB)

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