「仙台メダカ米」田植え体験イベントに参加しました

みなさん、こんにちは。
仙台オフィス　総務室の大村です。

2023年5月20日、震災の集団移転跡地となる仙台市宮城野区のカントリーパーク新浜で「仙台メダカ米」田植え体験イベントに仙台オフィスメンバー４名で参加してきました。
「メダカ米」とは、震災の津波で被災した宮城県仙台市沿岸域の井土（イド）地区に生息していた愛称「井土メダカ」を水田に放し、豊かな生態系を復活させ環境教育に役立てようと無肥料・無農薬の自然農法で育てているお米です。

仙台オフィスでは、震災の津波により絶滅寸前となった井土メダカが将来的に生息できる環境が戻るまでの間、里親となって保護・繁殖していこうという取り組みにも参加しています。
現在はオフィスのベランダで井土メダカの飼育を行っていて、寒い冬場も乗り越え元気に泳ぐ様子が見られるようになりました。

当日は曇りで風もない田植え日和。
市内から親子や学生ボランティアなど多くの方々が参加し、土の感触を感じながら楽しそうに田植え体験をされていました。
ちなみに私たちはミヤコガネ（もち米）の苗を手植えしました。

田植え終了後には、宮城教育大学　棟方先生より先生方が手掛けたビオトーブについての学習会もあり興味深く聞いていました。

お米は10月中旬には収穫できるようです。
メダカと一緒に育った無肥料・無農薬で環境にも優しい「仙台メダカ米」、食べるのも楽しみです。