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大阪市福島区「のだふじ巡り2023」に参加しました

2023年05月12日 生物多様性

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みなさん、こんにちは。
大阪オフィス総務室の植田です。

 

大阪オフィスでは、大阪市福島区及び関係団体が勤しまれている、区花「のだふじ(フジの標準和名)」の生育活動の支援をすることで、生物文化多様性の保全に貢献しています。

 

のだふじは毎年4月に盛花期を迎えるため、2023年4月8~22日、区のイベント「のだふじ巡り2023」が区内各所で行われました。
その中で、4月16日(日)に行われた「のだふじウォッチングスタンプラリー」※1と「のだふじまつり」※2の2つに当社も参加しました。
※1:のだふじ生育活動団体である、「のだふじの会」と「大阪福島ライオンズクラブ」が主催
※2:福島区主催

 

のだふじウォッチングスタンプラリーは2017年から毎年参加しています。※3
※3:2020年、2021年は新型コロナの影響で開催されませんでした。

 

現在のオフィスの住所(大阪市中央区)とは異なる大阪市福島区での活動ですが、2017年8月にオフィスが移転するまで約半世紀近く、旧オフィスが在所していたため、移転後も継続して参加しています。

  • 福島聖天―了徳院①

    福島聖天―了徳院①

  • 下福島公園―のだふじまつり会場

    下福島公園―のだふじまつり会場

❝「のだふじ」は、今から約600年前からその美しさで知られ、室町幕府二代将軍・足利義詮(よしあきら)が詠んだ歌が有名で野田の地名が全国的なものになったと言われています。

その後、豊臣秀吉も見物に訪れるなど、「吉野の桜・野田の藤・高雄の紅葉」は三大名所と言われ、藤の季節には訪れる人が絶えませんでした。

 

第二次世界大戦の空襲で、春日神社の古木の藤は焼失しましたが、のだふじの会をはじめ地域の皆さまのご尽力により、今では区内各所で「のだふじ」が咲き誇るとともに、「のだふじ」は区民の方に親しまれ、大切に守られる存在となっています。❞

(大阪市福島区ホームページ「のだふじコーナー」より)

  • 玉川春日神社

    玉川春日神社

  • 福島聖天―了徳院②

    福島聖天―了徳院②

4月16日は晴天となり、のだふじウォッチングスタンプラリーには関係者を含めて180名前後の方々が参加されました。
区内の藤棚9か所を鑑賞・回遊しつつ、約4kmの徒歩コースを2時間強の時間をかけて巡り歩きました。


ゴール地点では当社が提供する『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』を約4km完歩された方々にお渡ししました。
その際、ラリー先導役の、のだふじの会(福島ライオンズクラブ)の方から、製品を通しての感染防止・衛生活動とともに、当社が生物文化多様性の保全にも貢献していることも紹介して頂けました。

  • 阪神電鉄野田駅前 南出口側の藤棚

    阪神電鉄野田駅前 南出口側の藤棚

  • 袋に入れたキレイキレイ薬用泡ハンドソープをお渡しする様子

    袋に入れたキレイキレイ薬用泡ハンドソープをお渡しする様子

今年は久しぶりの日曜日実施となったこともあり、参加者数はコロナ禍前人数に少し近づきました。
ただ、ゴール地点(下福島公園)で行われていた「のだふじまつり」を訪れていた方から「知っていれば参加したのに。」との声も少なからず頂きました。
イベントも藤の知名度もまだまだかもしれませんが、のだふじの古来発祥地として「伝統の復興への寄与」の気持ちを持って、今後も活動を支援していきたいと思います。

 

毎年4月に行われますので、お近くの方はぜひ一度ご参加いただけましたら嬉しいです。

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