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東京都葛西海浜公園で『東なぎさクリーン作戦』に参加しました

2022年06月22日 生物多様性

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みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「しまきち」です。

 

ライオンでは、自然の恵みを持続的に享受するため、環境への負荷を減らすなど、生物多様性に与える影響をゼロに近づけるための取り組みを事業の中で行っています。

 

自然には地域ごとに個性があり、それぞれ地域の特性に応じた生物多様性の保全活動と持続可能な利用が重要と考えています。
そこで、工場やオフィスが立地する地域の生物多様性を積極的に守るとともに、再生・復元する活動も各事業所で地域の方々と連携して行っています。

 

東京都江戸川区にある平井研究所では認定NPO法人えどがわエコセンター主催の『東なぎさクリーン作戦』活動に参加しています。
一昨年前からコロナ禍で活動は休止されていましたが、2022年6月11日、3年ぶりに開催されるというので、平井研究所の生物多様性担当者2名と一緒に参加してきました!

 

活動場所の葛西海浜公園「東なぎさ」は、2018年ラムサール条約に登録された、野鳥の保護区です。
普段は立ち入り禁止区域で、葛西臨海公園から船で所要時間約10分の所にあります。

  • 対岸に見えるのが葛西海浜公園「東なぎさ」です

    対岸に見えるのが葛西海浜公園「東なぎさ」です

  • 平井研究所からの参加社員と船から眺める景色を楽しみました

    平井研究所からの参加社員と船から眺める景色を楽しみました

上陸すると葦(ヨシ)が生い茂っており、葦をかき分けてゴミを拾っていきました。

 

2019年に行った際のゴミは、なぎさに漂着した発泡スチロールやレジ袋などが多かったようですが、発泡スチロールは相変わらず多かったものの、レジ袋は有料化されたからか、少なくなったようでした。

  • 上陸すると両脇のような葦が一面に広がっていました

    上陸すると両脇のような葦が一面に広がっていました

  • 葦の向こうには干潟があり、野鳥がたくさん飛来していました

    葦の向こうには干潟があり、野鳥がたくさん飛来していました

  • ゴミ拾いに使うトングはえどがわエコセンターさんが貸してくださいました

    ゴミ拾いに使うトングはえどがわエコセンターさんが貸してくださいました

  • こんなに生い茂った葦の中をかき分けて入りました

    こんなに生い茂った葦の中をかき分けて入りました

約1時間のゴミ拾いの後は、自然観察会が開かれました。
干潟に集まる野鳥(今の季節は「カワウ」が一番多く、「コサギ」も観察できました。珍しいところでは、「ミサゴ」という鷹の仲間など、たくさんの野鳥が集まる場所のようです)を望遠鏡で見ながら、日本野鳥の会の方によるレクチャーを受けたり、葛西臨海公園の鳥類園の方が朝つかまえてきた干潟に生息する生き物(ウナギ、カニ、ハゼの仲間たちなど)を間近で観察させていただきました。

  • 野鳥観察のレクチャーの様子

    野鳥観察のレクチャーの様子

  • 分かりやすく生き物を展示

    分かりやすく生き物を展示

めったに行けない場所で貴重な体験をさせていただきました。
今後も平井研究所の研究員たちが参加し、研究のヒントを見つけたり、リフレッシュする機会となったら良いと思いました。

最後は参加者全員で記念撮影

最後は参加者全員で記念撮影

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