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RSPO認証パーム油を調達するために必要なサプライチェーン認証を取得しました

2020年09月09日 トピックス

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みなさん、こんにちは。
CSV推進部の西村です。

当社は、衣料用洗剤やハンドソープなどに使用する洗浄成分の原料として、植物原料の1つであるパームヤシの木の果実から採れる「パーム油・パーム核油」を使用しています。
パーム油・パーム核油の主な産地はマレーシアやインドネシアで、生産量は年々増えています。

しかし、新しい農園開発のための熱帯雨林の伐採、野生生物の生息地の縮小、健康や安全への配慮が乏しい劣悪な労働環境、児童労働などの問題も指摘されています。

このような問題の解決に向け、ライオンは2006年から「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」という、持続可能なパーム油の生産と利用を促進することを目的とした、WWF(世界自然保護基金)などパーム油産業に関わる7つのステークホルダーによって構成される非営利組織に加盟し、2012年から持続可能性に配慮して生産されたRSPO認証油の調達・使用を進めています。

そして、2020年8月に本社および全ての自社工場(千葉工場、小田原工場、大阪工場、明石工場)でRSPOサプライチェーン認証も取得しました。

 

RSPOサプライチェーン認定証

RSPOサプライチェーン認定証

RSPOサプライチェーン認証とは、RSPO認証原料(油)について全てのサプライチェーンで確実な受け渡しシステムが構築されていることを、外部審査員の監査を経て認証される制度です。

パーム油の品質は、認証品でも非認証品でも同じです。
そうであれば、企業の社会的責任として、持続可能性に配慮された認証品を使用するべきという強い意志のもと進めてきました。

また、日本全体での認証品の使用促進のため、当社は2019年、日本の持続可能なパーム油ネットワーク(JaSPON)を他企業・団体とともに立上げ、RSPO認証の普及・啓発活動を進めています。※JaSPON(持続可能なパーム油ネットワーク)設立

今後も、ライオンは持続可能性に配慮して生産されたRSPO認証パーム油調達の取組みを進めます。

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