みなさん、こんにちは。
CSV推進部の西村です。
当社は、衣料用洗剤やハンドソープなどに使用する洗浄成分の原料として、植物原料の1つであるパームヤシの木の果実から採れる「パーム油・パーム核油」を使用しています。
パーム油・パーム核油の主な産地はマレーシアやインドネシアで、生産量は年々増えています。
しかし、新しい農園開発のための熱帯雨林の伐採、野生生物の生息地の縮小、健康や安全への配慮が乏しい劣悪な労働環境、児童労働などの問題も指摘されています。
このような問題の解決に向け、ライオンは2006年から「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」という、持続可能なパーム油の生産と利用を促進することを目的とした、WWF(世界自然保護基金)などパーム油産業に関わる7つのステークホルダーによって構成される非営利組織に加盟し、2012年から持続可能性に配慮して生産されたRSPO認証油の調達・使用を進めています。
そして、2020年8月に本社および全ての自社工場(千葉工場、小田原工場、大阪工場、明石工場)でRSPOサプライチェーン認証も取得しました。