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ライオンの温室効果ガス(GHG)削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得しました

2020年09月04日 トピックス

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みなさん、こんにちは。
CSV推進部 環境戦略室の「やじー」です。

ライオンは、事業成長をはかりながら、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献するため、2019年に、2050年に向けた長期環境目標として『LION Eco Challenge 2050』を策定し、目標達成に向けた取り組みを推進しています。
『LION Eco Challenge 2050』では、2050年までに事業所活動におけるCO2排出量※1ゼロ、およびライフサイクルにおけるCO2排出量半減を目指しています。
  ※1 当社のGHG(温室効果ガス)排出量に占めるCO2排出量は、99.4%(2019年)です

『LION Eco Challenge 2050』とは

この度、その中間目標といえる当社の2030年に向けた温室効果ガス(GHG)削減目標が、SBTイニシアチブの認定を取得しました。

■SBTイニシアチブより認定を受けたGHG(温室効果ガス)削減目標
『 2030年までにスコープ1、2、3※2のGHG(温室効果ガス)排出量合計を30%削減(基準年2018年)』

  ※2 スコープ1:自社での燃料使用による直接排出量
     スコープ2:自社が購入した電力、熱の使用による間接排出量
     スコープ3:自社のバリューチェーンで排出される間接排出量(スコープ1、スコープ2を除く)

SBTイニシアチブは、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト、環境評価を行う国際的な非営利団体)、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)によって2015年に設立された国際的な共同イニシアチブです。

企業が設定するGHG削減目標が、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した長期目標になっているかどうか等の検証・認定を行っています。

地球温暖化の原因は、産業革命後の人為的な要因による大気中のGHGの増加と考えられており、地球温暖化防止には、GHG排出量を抑えることが必要です。
そのために当社も昨年、長期GHG削減目標を策定し、今回、その目標がパリ協定の求める「2℃目標」の水準に整合していると、SBTイニシアチブからお墨付きをいただくことができました。

2030年目標達成は当社の努力だけで実現することはできません。
当社は今後も、生活者やお取引先などの関係する皆様と協力しながら、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。
そして、「人」と「地球」の双方にとって「健やかな未来」の実現を目指してまいります。

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