みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で生物多様性保全活動を担当している「しまちゃん」です。
みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で生物多様性保全活動を担当している「しまちゃん」です。
ライオンは、様々な自然の恵みを受けて事業活動を行っています。
そこで、工場やオフィスが立地する地域の生物多様性を積極的に守るとともに、再生・復元する活動も地域の方々と連携して行っています。
ライオン本社は、立地している台東区と包括連携協定を締結しています。
連携事項の1つとして、区民の方々と、地域の生態系を保全し環境負荷を低減する暮らしを考えることを目的に、生物多様性保全への取り組みを開始することとしました。
第3回目として2024年8月24日(土)に、区民の環境学習の場である「台東区立環境ふれあい館ひまわり」のスタッフと共に、生物多様性保全につながる「節水習慣づくり」のワークショップイベント「“たった1滴の水を分ける”人と生きものたち」を開催しました。
イベントには、台東区内の小学校1~3年生の親子20組40名の方々にご参加いただきました。
はじめに、参加者に水と生きもののつながりを身近に感じてもらうために、本社のすぐ近くを流れる隅田川の生きものの紹介と、その生きもののイラストの釣りゲームを実施しました。
隅田川にはドジョウなどの魚類やカモメなどの鳥類、ススキなどの植物といった様々な種類の生きものがいます。
実は、海で見られるクラゲやカニまで生息しているのです!
各自がゲームで釣り上げた生きもののイラストは、イベントの途中で使うので、大事に持っておくようにお願いしました。
川に住む生きもの以外にとっても、水はなくてはならない大切なものです。
私たち人間も、毎日水を使って暮らしています。
そんな水を普段私たちはどんな時に使っているか、親子で話し合ってもらい、1組ずつ発表していただきました。
次に、『地球上のすべての水を1リットル例えると、私たちが使える水はどのくらいあるでしょうか?』という質問をしました。
答えを告げるとあまりの少なさに会場から驚きでどよめきの声が上がりました!
(ネタバレになるので、ここでは答えは書きません 笑)
私たちが使うことができる水は少なく、とても貴重なのです。
次に、全員で普段水を使う場面を思い浮かべながら、水を大切に使うためのアイデアを付箋に思いつくだけ書き出していただきました。
水を大切に使うためのアイデアを書いた付箋の一部は全体で共有し、「シャワーで遊ばない」「花壇の水やりは水道以外の水を使う」「ペットボトルを浴槽に入れてかさ増しする」など、自分ひとりでは思いつかない工夫の仕方を知ることができました。
次に、自分が書き出したアイデアの中から、これからの生活で必ずやることを1つ選んでいただき、「水を大切にする宣言」としてシールに清書していただきました。
また、イベントの冒頭で実施した「隅田川の生きもの釣りゲーム」のイラストも実はシールだったことを明かし、自分の釣ったイラストを好きな色に塗っていただきました。
そして、普段水を使う場面で今日学んだことを思い出してもらえるよう、宣言と生きもののイラストのシールを貼った、世界で1つだけのマイコップを作っていただきました。
イベントのまとめとして、様々な生きものがお互いに関わり合っていることを生物多様性と言い、貴重な水を分け合いながら生きていること、水がなくなり生きものが減らないよう(すなわち生物多様性が失われないよう)水を大切にしてほしい、というメッセージを伝えました。
そして最後に、当社からも節水できて、しかも衣類の長持ちにもつながる商品として、すすぎ1回で洗濯できる衣料用洗剤「NANOX one(ナノックス ワン)」を紹介し、お土産にお渡ししてイベントは終了となりました。
参加した親子のみなさんからは、「子どもにわかり易く、大人にも楽しい内容でした。また参加したいです!」「親子で水の大切さを真剣に考えることができた」「お友だちにもお勧めしたい」などの感想をいただき、とても嬉しかったです。
これからも、生物多様性につながるエコ習慣づくりのワークショップイベントを定期的に開催し、区民のみなさんと一緒に、地球にやさしいライフスタイルを実現していきたいと思います。
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