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大阪市福島区の「のだふじ巡り2024」に参加しました

2024年05月20日 生物多様性

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みなさん、こんにちは。

大阪オフィスで生物多様性保全活動を担当している植田です。

大阪オフィスでは、大阪市福島区及び関係団体が活動されている、区花「のだふじ(フジの標準和名)」の生育活動の支援をすることで、生物文化多様性の保全に貢献しています。


のだふじは毎年4月中旬に盛花期を迎えるため、2024年4月7日~21日に、福島区のイベントとして「のだふじ巡り2024」が各所で行われました。

 

その中で4月14日(日)に行われた「のだふじウォッチングめぐり」(のだふじ生育活動団体である、「のだふじの会=大阪福島ライオンズクラブ」が主催)と「のだふじまつり2024 福島区万博」(福島区主催)に当社も参加しました。

 

のだふじウォッチングめぐり(前回まではスタンプラリーでした)には、2017年よりコロナ禍で中止になった2年間を除き、毎回参加しています。

現在の大阪オフィスの在所地とは異なる大阪市福島区での活動ですが、2017年8月まで約半世紀、旧オフィスが在所していたこともあり、現在も継続参加しています。

  • 福島大開郵便局前

    福島大開郵便局前

  • 海老江東公園

    海老江東公園

“「のだふじ」は、今から約600年前からその美しさで知られ、室町幕府二代将軍・足利義詮(よしあきら)が詠んだ歌が有名で野田の地名が全国的なものになったと言われています。

その後、豊臣秀吉も見物に訪れるなど、「吉野の桜・野田の藤・高雄の紅葉」は三大名所と言われ、藤の季節には訪れる人が絶えませんでした。

 

第二次世界大戦の空襲で、春日神社の古木の藤は焼失しましたが、のだふじの会をはじめ地域の皆さまのご尽力により、今では区内各所で「のだふじ」が咲き誇るとともに、「のだふじ」は区民の方に親しまれ、大切に守られる存在となっています。”

(大阪市福島区ホームページ「のだふじコーナー」より)

  • 玉川春日神社

    玉川春日神社

  • 妙寿禅寺

    妙寿禅寺

4月14日は初夏を思わせる好天で、のだふじウォッチングめぐりには関係者を含めて170名前後の方々が参加されました。

区内で複数の藤棚を鑑賞・回遊しながら、約3.5kmの徒歩コースを1時間半ほどかけて巡りました。

 

ゴール地点では当社の節水につながる衣料用高濃度液体洗剤「NANOX one PRO」を完歩された方々にお渡ししつつ、主催者から製品を使用しての清潔衛生行動のお願いと当社が生物文化多様性の保全に貢献していることについて、ご説明いただきました。

  • 下福島公園(のだふじまつり実施場所)

    下福島公園(のだふじまつり実施場所)

  • ゴール地点

    ゴール地点

今年も日曜日に開催されましたが、当社からは社員4名とその関係者で合計10名が参加しました。

主催団体が「伝統の復興への貢献」という考えに基づいているため、今後も社内での活動を支援するために呼びかけたいと考えています。

 

毎年4月中旬に最盛期を迎える「のだふじ」は、近隣の方や同時期に大阪を訪れる方にはぜひお立ち寄りいただければ幸いです。

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