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第16回 「知的財産貢献賞」 表彰式が開催され、奨励賞を受賞しました

2023年03月14日 トピックス

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みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「このみのこ」です。

 

2023年3月2日、社内で第16回 「知的財産貢献賞」 表彰式が開催されました。

 

ライオンでは、知的財産部が主催で、特許法第35条(職務発明)に基づく実績報奨制度に加えて、特許発明や意匠創作に限定しない「知的財産貢献賞」表彰を年1回行っています。
これは、当社の知的財産活動が幅広いスコープに渡ることにより、多様な知的財産活動に貢献した社員を広く表彰する目的で始められました。

 

第16回目を迎えた今回は、国内で競合他社に先んじて多数の技術や容器の特許・意匠出願した研究員やそのサポーター、海外グループ会社と協働して発明創出および意匠創作に尽力した社員等、9名が表彰されました。
そのうち研究開発部門の社員が8名で、私だけが別の部所(サステナビリティ推進部)所属で、まさに畑違いの様相を呈していました。

 

3年ぶりのリアル開催となり、当日は知的財産部のメンバーをはじめ、受賞者やその関係者が大勢、新しく移転したばかりの本社に集結しました。
知的財産部長による開会の挨拶後、各受賞者が受賞案件の工夫や苦労した点、アピールポイント等を3分ずつでプレゼンテーションを行いました。

  • 会場の様子。手前に並んでいるのが受賞者です

    会場の様子。手前に並んでいるのが受賞者です

  • プレゼンテーションの様子

    プレゼンテーションの様子

私は、コーポレートガバナンス・コード(CGC)の2021年6月改訂に伴い、統合レポートや企業HPの開示拡充にあたって関係部門との協働を牽引したことが評価され、奨励賞を受賞しました。

 

CGCでは、知的財産に関して①知的財産投資の情報開示、②知的財産投資の取締役会監督についての項目が追加されました。
それに対応する形で、私が担当する2022年度の統合レポート、サステナビリティWebサイトにおいて、関連部門と協働し、積極的且つタイムリーな情報開示を実践しました。
関連部所にも多大なる協力をいただいた為、この場を借りて協力いただいた方々に感謝を申し上げます。

 

※企業が、顧客や株主、社員や地域社会等の立場を踏まえた上で、透明で公正、且つ迅速で果断な意思決定を行うための原則や指針を表したもの。

 

私を含め、受賞者は、やや緊張した面持ちとどこか自信に満ちた表情で発表していたように見えました。
その後、担当役員である乗竹取締役から表彰状および記念品が授与されました。
各受賞者に対しては講評もあり、私には「まだまだ情報開示のスタート地点に立ったばかりのため、今後も関連部所を巻き込んで情報拡充に従事して欲しい」との激励をいただきました。
最後には、鈴木研究開発本部長より閉会の挨拶があり、1時間の式は無事に閉幕しました。

  • 乗竹取締役(左)から表彰状を受け取りました

    乗竹取締役(左)から表彰状を受け取りました

  • (左から)閉会挨拶中の鈴木本部長と乗竹取締役

    (左から)閉会挨拶中の鈴木本部長と乗竹取締役

今回の表彰式を通じて、研究開発部門の競合他社に先んじて出願して競合優位性を目指す意義、データ準備や出願の苦悩、若手育成の考え方等、最前線の話が聞けたのも新鮮でしたし、多くを学ばせて頂きました。

 

「知的財産」は、私の中で研究開発部門が主体というイメージがありましたが、私自身も別の角度で知的財産活動に貢献できることが認識でき、担当として非常に嬉しく感じました。

そういう意味でも、研究開発部門以外の社員にも活躍できるチャンスがあると思います。

 

「知的財産貢献賞」は、受賞者にとっては地道な苦労を認めてもらえ、刺激を与えあう機会にもなり、モチベーションアップにつながる素敵な制度だと実感しました。

 

最後に、ライオン独自の社内賞かもしれませんが、このような名誉ある賞を受賞させて頂き、大変光栄でした。

来年度もこの栄誉に恥じないよう、サステナビリティWebサイトの更なる改善を図り、ステークホルダーのみなさんに適切にサステナビリティ情報を発信していきたいです。

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