体臭や口臭、衣類や住まいのニオイなど、嫌なニオイの研究も重要な仕事です。嫌なニオイの成分や原因を突き止め、製品開発に活かしています。ニオイの分析には、主に、GC-O※というタイプのガスクロマトグラフィーを使います。これは、多様なニオイの成分を単一成分に分離すると同時に、その個々の成分の官能評価も行なえる装置です。これにより、少量でも感知されやすい「ニオイ」成分を特定することができます。
これまで、「30代の男のニオイ」「衣類の部屋干し臭」「トイレのしみついたニオイ」などを分析し、その結果は、さまざまな製品開発に活かされています。
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