次世代を担う子どもたちにプラスチックごみ削減を考え行動していくきっかけとしてもらうことを目的に毎年開催しています。
今年のコンテストのテーマは、「ハブラシ・リサイクルプログラムを多くの人に伝えよう」。アイデアにあふれた素敵な作品をご応募いただきました。
誠にありがとうございます。
入賞作品をご覧ください。
未就学部門
〈最優秀賞〉
石橋 奈果(いしばし ななは)さん
「みらいのために ハブラシ リサイクル!」
ハブラシをみんなでリサイクルすることにより、自然が増え、地球を救いたいという思いで描きました。ブラシの取れてしまったはぶらし、曲がってしまったはぶらし、折れてしまったはぶらしもリサイクルできます。そうすると・・・みんなも、地球も嬉しく笑顔になりました。
〈優秀賞〉
佐野 葉和(さの ようわ)さん
「ぼくもリサイクルして植木鉢をつくる!」と息子が言い出し、ハブラシを交換する際に出たプラスチックや紙で植木鉢を作りました。水色のハブラシは現在息子が使用しているものだそうです。普段は分別した姿しか見られない廃材が新しいものに生まれ変わる喜びを息子に教えてもらいました。
〈佳作〉
西川 結斗(にしかわ ゆいと)さん
たくさんのハブラシが植木鉢にかわっていっぱいおはなをうえたらみんなにこにこになるとおもった。
〈佳作〉
西野 葵生(にしの あおい)さん
ハブラシをリサイクルして作った3階建バスがあったらいいな。たくさんハブラシを集めて作れたら、一番にぼくが乗ってみたい。
小学校低学年部門
〈最優秀賞〉
川口 凜紗(かわぐち りさ)さん
ペットボトルのふたやハブラシをイメージしました。「わたしたちのちきゅうをたいせつにしよう!」という文は、ちゃんとハブラシやペットボトルのふたをリサイクルしてちきゅうをたいせつにしましょうといういみです。
〈優秀賞〉
西川 公喜(にしかわ こうき)さん
今使っているハブラシが次は何に変身するのか考えると、ワクワクします。みんなもワクワクな気持ちになってほしいと思い「ハブラシあみだくじ」にしました。
〈佳作〉
鵜戸 一華(うど いちか)さん
ハブラシをリサイクルして、植物を増やして、その植物を自然の動物たちにもプレゼントしたいと思いました。
〈佳作〉
岡田 絢愛(おかだ あやの)さん
ハブラシ・リサイクルプログラムは、ハブラシをリサイクルできるとてもすばらしい取りくみです。使用してリサイクルすることで、新しい商品へと生まれ変わります。ハブラシがまほうの箱へ入ると、すてきなせいひんがどんどん誕生したらいいなあ、と考え、ポスターを作りました。
小学校高学年部門
〈最優秀賞〉
小島 莉桜(こじま りお)さん
今回初めてハブラシのリサイクルもあると知りました。まだ知らない人たちにも簡単に分かって興味を持ってもらえるようにマンガ風にしてみました。
〈優秀賞〉
縄 乃々香(なわ ののか)さん
私はハブラシがリサイクルされて植木鉢や定規などのプラスチック製品になっていることを今回初めて知りました。こんな身近な、毎日使っているものがリサイクルされる事も知りませんでした。プラスチックを新しく作るだけではなく、今あるハブラシでリサイクルして、私たちの未来を作っているという事、自然環境にも優しいという事を込めて絵を描きました。鍵やとびらは明るい未来につながっているイメージです。
〈佳作〉
北 杏菜(きた あんな)さん
このポスターを見た皆様にハブラシはただ歯を守るだけでなく、リサイクルをして植木鉢に変えることもできるんだよ。という私の思いを伝えたいなと思い植木鉢からハブラシや葉がはえている様子を描きました。もしも今使っているハブラシが古びたと感じている方にはせひこのポスターをみて、ハブラシをリサイクルしようと思ってくれたらなと思います。
〈佳作〉
坂本 結音(さかもと ゆいね)さん
ハブラシはリサイクルするとまた変わって別のものにできるから、捨てずにリサイクルしてほしい。
中学校部門
〈最優秀賞〉
松下 愛実(まつした まなみ)さん
私自身が、ハブラシリサイクルを知って思った。ハブラシリサイクルは、明るい未来に繋がるということへの素敵だという気持ちなどが伝わるように、明るいポスターを描きました。それを通して、ハブラシリサイクルの魅力についてたくさんの人に知ってもらえると、嬉しいです。
〈優秀賞〉
佐々木 遼(ささき りょう)さん
歯を綺麗にしてくれたハブラシはリサイクルをすることで、未来も綺麗にするという思い。
〈佳作〉
小島 優佳(こじま ゆうか)さん
使い終わったハブラシが、植木鉢にリサイクルできるということを、たくさんの人に知ってもらいたいと思い、ハブラシが植木鉢に返信している絵を描きました。
〈佳作〉
森田 真行(もりた まさゆきか)さん
夏のオリンピックを見て、東京オリンピックを思い出しました。1965年、東京五輪のシンボルピクトグラムは文字を使わず簡潔、直感で理解できる記号です。野菜を食べる→ハブラシで歯みがき→ハブラシをポットにし野菜を育てるわかりやすいポスターにしました。そしてライオンちゃん一家をかわいく描きました。
⾼等学校部⾨
〈最優秀賞〉
石川 陽和(いしかわ ひより)さん
このポスターを描く前に、ハブラシがどのように、どんなものにリサイクルされるのかについて調べた時、"植木鉢になる”ということを知って、とても驚きました。私は、この驚きをポスターを見た人にも感じてほしいと思い、アメリカンコミックをモチーフとした、ポップなデザインにしました。まずは”知ってもらう”。そうすることによって、ハブラシのリサイクルについて関心をもち、実際に自分のハブラシもリサイクルしてみようという気持ちになるのではないかと思いました。そして、そのような人が増え、少しだけでも未来の地球のためになれば良いなと思います。
〈優秀賞〉
廣江 彩音(ひろえ あやね)さん
コンテストのテーマである「ハブラシ・リサイクルプログラムを多くの人に伝える」ために、なるべくシンプルな言葉を選び、また特に同世代の人にたくさん見てもらえるようなデザインにしました。使い終わったハブラシを捨てないという選択肢があることを知ってもらえたら嬉しいです。私も絵を描くときにハブラシを再利用したり、母は掃除に使ったりしていますが、そういったハブラシでもリサイクルできることを知りました。今回をきっかけに私もプログラムに参加していきたいです!
〈佳作〉
新堀 千華(しんぼり ちか)さん
ハブラシ・リサイクルプログラムをもっと色々な人に知ってもらいたい、ハブラシは再利用できる、ということを知ってもらいたいという思いを込めました。
〈佳作〉
山下 留羽哉(やました るうや)さん
歯を磨くという役目が終わっても、まだできることがあるということが伝わるようにしました。ハブラシが地球をきれいにしているというイメージで周りに草や花を描きました。
一般部門
〈最優秀賞〉
中村 順平(なかむら じゅんぺい)さん
使い古されたハブラシが再び世の中に役立つ様にリサイクル場に向かう姿を描きました。リサイクルの良きアイキャッチャーとして役に立てばと思います。
〈優秀賞〉
南晴 千恵子(なんせい ちえこ)さん
ハブラシをリサイクルしている事を知りませんでした。現在住んでいる地域では燃えるゴミとして廃棄しています。広くこの活動を知ってもらい、協力してくれる自治体や企業が増える様にと思います。1人1本1ヶ月に廃棄するハブラシ。小さいですが人数が多くなると皆んなが使うものですから、物を大切に心が広がると思います。
〈佳作〉
小林 遼子(こばやし りょうこ)さん
テーマ「ハブラシ・リサイクルプログラムを多くの人に伝えよう」をそのまま絵にしました。特に小学生のお子さんに面白がって参加していただける雰囲気を大切にしました。イベント気分で参加しながら、使用済ハブラシは捨ててしまえばただのゴミだけど、集めればリサイクルできるもので、資源になる、ということを体感してもらいたいです。
〈佳作〉
山口 玄(やまぐち げん)さん
「ハブラシの役目は続く」ということを新たな会社に出社するサラリーマンみたく表現してみました。人の歯を磨く事だけが役目ではなく、リサイクルされ新たな物に生まれ変わるという第二の役目がある事を、転職という言葉で例えて表現してみました。
審査員コメント
創造性に満ち溢れた作品をありがとうございます。
ライオン株式会社サステナビリティ推進部 審査委員長
今年で7回目を迎える「ポスターデザインコンテスト」ですが、本年も多くの作品を応募いただけましたこと、深く感謝申し上げます。
今年の応募総数は226作品でした。鮮やかな色使い、熱いメッセージ、ペイント以外の手法を駆使する等、アイデア満載の作品ばかりでした。年々レベルが上がり、審査メンバーも驚かされるとともに「作品への想い」に感動しました。
今後も多くの皆様と一緒に、この活動をさらに大きく広げてまいります。
このコンテストと、ハブラシリサイクルが幅広い世代に浸透している事に感銘を受けました。
テラサイクルジャパン合同会社 審査員
各カテゴリーに、目が吸い寄せられるような魅力を放っている作品が多く、審査にとても迷いました。
中でも、一般の部にエントリーなさった数名のご高齢の方の作品達には感服いたしました。
小さなお子様から、人生の大先輩まで、幅広い年齢層の方々がこのコンテストに参加いただいたことに、心より感謝申し上げます。
アイデア満載の様々なデザインで、とてもワクワクいたしました。
テラサイクルジャパン合同会社 審査員
今年の審査もやはり、素晴らしい作品が多い中で選出するのが大変難しかったです。作品に込めた思いやアイデア、ポスターとしての訴求力等を加味して選出いたしました。皆様の作品を通して本プログラムがより多くの人へ伝わることを願います。
歯の健康習慣とプラスチックを捨てない習慣を一緒につくっていきましょう
ライオン株式会社サステナビリティ推進部 審査員
今年もたくさん応募くださりありがとうございました。微笑ましいデザインから、独創的なアイデアや洒落の効いたメッセージ等、0歳児から81歳まで幅広い年代・世代の方にそれぞれ感じたこと、主張したいことを表現いただきました。今後もこのような取り組みを通じて広くハブラシリサイクルの活動を知っていただくとともに、歯とお口の健康習慣とプラスチックを捨てない習慣づくりにつなげていきたいと思います。
たくさんのアイデアに触れることができました。ありがとうございました。
ライオン株式会社サステナビリティ推進部 審査員
本年もコンテストへ、たくさんご応募くださりありがとうございます。今年は、高校生や一般の方にも多くのご参加をいただきました。楽しみながら描いていただけたご様子が、一枚一枚のポスターから感じ取ることができました。審査している私たちも楽しい時間を過ごすことができました。横長のポスターを描かれた方もいらっしゃいましたが、募集要項を満たしていないため残念ながら選外とさせていただきました。次回の参加を考えられていらっしゃる方は、ぜひ募集要項をご確認ください。