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台東区「竜泉福祉センタープレオープンイベント」でハブラシリサイクルを紹介しました

2024年10月08日 ハブラシリサイクル

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みなさん、こんにちは。

サステナビリティ部門で資源循環を担当している「このみのこ」です。

 

2024年9月29日(日)、東京都台東区にある竜泉福祉センター「いきいきてらす」で、オープン記念イベントが開催されました(本オープンは10月1日)。

 

本施設は、区民のみなさんがいきいきと安心して暮らし続けられるよう、介護予防の普及啓発や在宅介護の質の向上、介護サービス事業者への支援など、高齢者及びその介護などに携わる方々を支援するとともに、高齢者をはじめとする区民の交流及び自主的な活動の促進を図ることを目的として開設されました。(台東区ホームページより)

竜泉福祉センターの外観

竜泉福祉センターの外観

当日は建物の1~6階で、「VR認知症体験会」や「e-sports体験会」等、10以上のプログラムが行われました。

来場者は各階に設置されたスタンプを押してラリーに参加するなど思い思いに楽しんでいる様子でした。

イベントチラシ

イベントチラシ

ライオンは2023年3月、台東区への本社移転を契機に、台東区と相互に連携・協力する包括連携協定を締結しました。

区民の健康増進と、地域共生及び持続可能な社会の実現に向けた地域づくりに貢献することを目指して様々な活動を協力して行っています。

2023年4月からは、プラスチックの資源循環を目的としたハブラシリサイクル活動も開始しています。

 

今回私は、台東区清掃リサイクル課のご担当者と共にハブラシリサイクル活動のご案内、ご協力依頼、使用済みハブラシの回収、ハブラシを持参したご来場者にリサイクル品をプレゼントする企画を実施しました。

ハブラシリサイクルブースで説明している様子

ハブラシリサイクルブースで説明している様子

ブース来場者の方々に「使用済みハブラシがリサイクルできることをご存知でしたか?」と質問すると、一部の方には「既に協力しています」と回答いただけた一方で、ほとんどの方々は「知らなかった」という回答でした。

今年10月で取り組み開始から1年半が経過しますが、まだまだ認知不足であると痛感しました。

 

しかし、私が取り組みの説明をすると、みなさんから「素敵な活動ですね」「次回は回収ボックスに投函します」など共感するコメントをいただけました。

 

また、使用済みハブラシをリサイクルして作った定規を見せて、「この定規はハブラシ何本分からできていると思いますか?」と質問した後、正解をお伝えすると、みなさん非常に驚かれて、「これまで廃棄していたのは勿体なかった」「ハブラシも大切な資源なのですね」と、リサイクルの意義を理解してくださいました。

 

今回のような広報活動を通じて区民の皆さんへのハブラシリサイクルの理解・浸透を今後も継続していきたいと思います。

使用済みハブラシをリサイクルして作った定規

使用済みハブラシをリサイクルして作った定規

当日は、使用済みハブラシをご持参いただくよう事前にWeb等で告知していただいていたこともあり、ハブラシリサイクルのブースへは161名の方にご来場いただき、約20本のハブラシを回収しました。

持参者には活動の継続をお願いするとともに、景品としてリサイクル品をお渡ししました。

 

来場者の中には、今後「竜泉福祉センターに通う機会が増えるので、ここに回収ボックスがあると嬉しい」という声もあり、新たな回収拠点となるよう今後、台東区と検討してまいります。

もし、設置されましたら、ご近所の方やお立ち寄りいただく機会がある方は、よろしくお願いいたします。

子供から大人まで回収ボックスに使用済みハブラシを投函してくださいました

子供から大人まで回収ボックスに使用済みハブラシを投函してくださいました

また、別の部屋ではライオンの高齢者の方々向けの事業を行っている部門が、①体験型ゲーム「TANO-LT」と②「お口の機能チェック」のブースを出展し、多くの皆様にお立ち寄りいただいていました。

 

①体験型ゲーム「TANO-LT」とは、運動が楽しく続けられる、モーションセンサー付きゲーム機です。

モーションセンサーの前で体を動かすだけで、自分の動きが点数化されるので、ゲームをしながら楽しく、知らず知らずのうちに体を動かすことができます。

 

②「お口の機能チェック」は、加齢とともに衰えてくるお口の機能(オーラルフレイル)を確認するための一つの体験です。

「パ」「タ」「カ」の発音回数を5秒間計測して唇や舌の動きを評価することにより、ご自身のお口の機能を見える化します。

  • TANO-LTで運動するご来場者

    TANO-LTで運動するご来場者

  • お口の機能チェックを体験する様子

    お口の機能チェックを体験する様子

当日は天候があまり良くありませんでしたが、本センターへのご来場者は576名にものぼったそうです。

 

今後も台東区のイベントに積極的にエントリーして、ハブラシリサイクルの認知拡大と区民の参画意欲を促進していきます。

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