みなさん、こんにちは。
大阪工場の田口です。
みなさん、こんにちは。
大阪工場の田口です。
大阪工場では、生物多様性保全活動として、国連が定めた国際生物多様性年である2010年から、NPO「日本ウミガメ協議会」や「みなべウミガメ研究班」の方々と一緒に、絶滅危惧種に指定されているアカウミガメ保護活動を行っています。
アカウミガメの本州最大産卵地である和歌山県みなべ町千里浜で、産卵・孵化の時期に合わせ、今年も活動を開始しました!
2024年7月19、20日の第1回活動(当社参加者15名)では、アカウミガメが産卵した巣をタヌキの食害から保護する金属柵の設置を行いました。
8月23、24日の第2回(当社参加者9名)では、産卵巣を掘り起こして孵化率の調査を実施しました。
ウミガメが産卵しているところを見つける為に、夜警のパトロールも行っていますが、その時に、一般の方2名が我々と一緒に参加されていました。
その中の1人の女性とお話をしたところ、和歌山県に一人旅でいらしたらしく、宿泊施設で千里浜のウミガメ産卵の情報を知ってレンタカーで来られたそうです。
ライオンが生物多様性活動を実施しており、大阪工場としてウミガメの保護活動をしていることを一般の方にも知っていただける機会になり、とても嬉しかったです。
また、8月の活動については地元の紀伊民報の取材もあり、Web記事にも掲載されて更に嬉しかったです(一番下の「関連リンク」をご覧ください)。
今年は、過去に例のない猛暑の中での活動となり、今後のことも踏まえ熱中症対策について今一度、検討することにしました。
夏場にこの活動を続けていく為の対策を現在、日本ウミガメ協議会、みなべウミガメ研究班とも話を進めています。
第3回の活動は9月に孵化率調査の活動で予定しています。
非常に厳しい暑さの中、活動をすることになりますが、事務局側も万全の対策を考えながら進めていきます。
まだ参加したことのない社員にもこの活動のすばらしさを知ってもらう為、活動紹介のビデオを作成し、来年の現地活動前に視聴してもらうことを計画しています。
今後、さらに参加者の裾野を拡げていきたいと思っています!
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