明石工場では、積極的な生態系の保全・再生活動として、里山林に生息している在来種の保護・育成活動(エノキビオトープ整備活動)に取り組んでいます。エノキビオトープではオオムラサキをはじめとした在来種を保護するとともに、工場見学者や従業員の環境教育の場としても活用しています。
加古川・明石川流域
・生態系に配慮した生産活動
節水のほか、排水先の河川や大気への負荷低減、GHG(温室効果ガス)排出低減
・保全・再生活動
エノキビオトープでのオオムラサキ育成等、在来種の育成
連携団体:
丹波の森公苑
ハミガキ | クリニカハミガキ |
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ハブラシ | システマハブラシ |
洗口液 | NONIOマウスウォッシュ |
明石工場は、取水など水の利用をはじめ、加古川・明石川流域の自然の恵みを受けて製品づくりを行っています。そこで、加古川・明石川流域の生態系に配慮した生産活動はもちろんのこと、2011年3月に明石市で策定された「つなごう生きもののネットワーク生物多様性あかし戦略」(市内の自然環境保全の取り組み)を受け、2011年から2015年まで市内の里山林である金ヶ崎公園の里山整備に参加してきました。2013年にエコウイングあかし(明石市環境基本計画推進パートナーシップ協議会)に入会し、明石市の環境基本計画推進に協力するとともに、2013年から工場内で、国蝶で準絶滅危惧種でもあるオオムラサキをはじめとした、里山林で見られた在来種を保護・育成する「エノキビオトープ」づくりを行っています。兵庫県立丹波の森公苑から譲り受けたオオムラサキの幼虫などをエノキビオトープで飼育し、明石工場で成虫となったオオムラサキを丹波の森公苑のクヌギの森に放蝶し、地域の生物多様性の保全・再生に貢献しています。