工場での生産工程全体を常に把握し、生産調整すると共に、製品出荷動向を見ながら確実に消費者にお届けすることがこの仕事の使命です。
そのためには生産量に基づいた原材料の仕入れ、人員の確保と配置、機械の能力に合わせた生産計画の立案、在庫の管理等、生産導入から生産計画、製造、補給までトータルで管理します。
化学系プラントを中心に製造・包装ライン全体の設計にかかわり、生産設備の企画・開発・導入、生産能力の向上、品質の確保、近年はロボット等を活用した自動化・省人化に力をいれ、現場の効率化、生産性の更なる向上にも取り組みます。
また、2021年からの取り組みとして、工場の情報を一元化し、仮想空間での工場運営等、工場DX化にも着手しており、未来の工場へ向けて動き出しています。
この仕事の魅力はなんといっても新しい製品の導入に携われ、その製品の生産プロセス全体を自分が責任をもって稼働させることができるところです。
そんな想いで「モノづくり」した製品が店頭に並んでいるのを見るのは喜びであり、自分自身の今後の活力になります。
また、AI技術やロボット導入、仮想空間での生産シミュレーターなど、新しい技術を活用した生産プロセスやシステムの構築も進んでおり、自身のスキルアップに繋がることも魅力です。
製造プロセス開発では、新製品・原料を高品質・低コストで効率よく安定的に量産化するために、化学工学等の専門知識の活用と共に、最新技術を取り入れて、検討・開発を行っています。
包装プロセス開発では、お客様の手により良い製品を届けるために、最先端技術を積極的に活用して、充填・包装技術の検討・開発を行っています。また、自動化技術等の新規開発も行っています。
導入前の生産課題予測・解決、環境対応等の課題に対して、社内外有識者と連携してデジタルを活用した技術革新にも取り組んでいます。
製品を効率よく安定的に量産化するための生産技術研究は、メーカーにとって大変重要な仕事です。 開発研究所や工場を始め、企画、調達、供給などの多くの部門と協働する中で、我々の技術開発により導入された製品を店頭で目にした時に大きな達成感が得られます。
また、国内工場と同じように海外工場とも日常的に情報交換や出張する機会も増えています。
若いうちから幅広い製品を担当し、また、海外工場でのスケールの大きな仕事に関わることができます。専門分野や活躍フィールドの拡大を通して自己成長を実感できる点も魅力です。