ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、国際的な環境非営利団体CDPから、当社グループの水セキュリティ対策の取り組み・情報開示が評価され、「水セキュリティ」の分野で最高評価となる「Aリスト」企業に2年連続2回目の選定をされました。
CDPの年次の情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されています。2022年度は、運用資産総額が130兆米ドルとなる680社強の機関投資家と調達総額が6.4兆米ドルとなる280社の大手購買企業がCDPのプラットフォームを通じた環境情報の開示を求め、過去最高の約18,700社の企業がこれに応じました。
当社グループは、2050年をゴールとする長期環境目標「LION Eco Challenge 2050」を2019年に策定し、「脱炭素社会」と「資源循環型社会」の実現を目指し、脱炭素、プラスチック、水資源の課題解決に向け取り組んでいます。
水資源については、原材料調達から、生産、輸送、使用、廃棄までの商品のライフサイクルにおける水使用量の削減に取り組んでいます。当社商品のライフサイクルの中で、最も多くの水を消費するのは、ご家庭でお客様が商品を使用する時です。今後も商品やサービスを通じて、お客様に「水を大切にする」前向きで楽しい、新しい習慣を提案し、ご家庭での水使用量を削減してまいります。
また、2019年5月には「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明し、気候関連のリスクと機会が当社の経営におよぼす財務的影響の評価を開始しました。今後は、これまでに得られた知見を活かしながら、評価の充実化や対応策の検討を進めつつ、TCFDのフレームワークに基づく情報開示を進めていきます。
当社は今後も持続可能な社会への貢献と事業の発展の両立を目指して、ESG活動の強化を図ってまいります。
【関連情報】
CDPについて
https://cdp.net/en
本年度の「Aリスト」企業・評価方法ならびに評価基準の詳細について
https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores
ライオンのサステナビリティへの取り組みについて
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/
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