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ジュニアプロジェクト ライオン 美ら action ~みんなで育む沖縄の未来~

贈呈式の様子

新型コロナウイルス感染拡大を受け、参加者の健康・安全面を最優先に考えた結果、予定していた2020年度の「ライオン美らaction」実践校認定証贈呈式は中止となりました。

認定校一覧

国頭(くにがみ)地区

名護市立 屋我地小学校

  • 水環境
  • 大気環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境

屋我地小学校は、2016年に小中一貫校「屋我地ひるぎ学園」として新たに開校し、開校以来、学校周辺の豊かな自然環境を活かした様々な取り組みが行われています。小学校から中学校まで一貫した環境教育を推進しており、人材や施設などの地域資源にも恵まれ、生活科や理科等の各教科や総合的な学習の時間等での体験活動や探究活動を通じて、身近な環境から地球規模の環境について先進的に取り組んでいます。
学級数:9クラス / 児童生徒数:120名 / 学校長名:渡具知 久浩 校長

活動内容と詳細

  • 5~2月:干潟探検(干潟の生き物、ヒルギの観察)
    渡り鳥の観察(アジサシ・冬の渡り鳥)
    屋我地再発見(地域めぐり)
  • 10~2月:はちみつ体験
  • 活動を通して身近な自然の貴重さや自然保護意識が自分事として持てるようになりました。

伊平屋村立 伊平屋中学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境
  • その他

伊平屋中学校は本島北部の伊平屋島にあり、周囲を海で囲まれた自然豊かな場所にあります。離島ゆえに中学卒業とともに島発ちしなければならず、村を挙げて「島発ち教育」を推進しています。島を出た後も、故郷の島の魅力を出会う人々へ伝えていくことで思いを深めていくことができるよう、自然に親しむ活動を積極的に取り入れました。
学級数:5クラス / 児童生徒数:42名 / 学校長名:比嘉 克章 校長

活動内容と詳細

  • 5~6月:校内「花いっぱい活動」
  • 8~10月:海人(ウミインチュ)体験事前学習
  • 10月3日:海人(ウミインチュ)体験(追い込み漁・潮干狩り・魚捌き・魚調理)
  • 12月:校内花の植え付け(1人1鉢、学級花壇)
  • 1月:海浜清掃
  • 活動を通して海人体験では地域の方々と一緒に取組み、環境教育に誇りを持つことが出来ました。

中頭(なかがみ)地区

恩納村立 安富祖小学校

  • 自然環境
  • 生活環境

安富祖小学校は、環境教育の目標に「環境に親しむ」「環境のしくみを学ぶ」「環境を保全・創造する」の3つを掲げ、環境教育の充実に取り組んでいます。取り組み内容としては、1・2学年の生活科で校内及び学校周辺の豊かな自然に触れ、5学年の総合学習で「環境」をテーマに調べ学習を行い、社会科、理科で環境に関連する学習に取り組んでいます。また、伝統行事である「浜下り」や地域の美化活動等を通じて、地域の豊かな自然環境に気付き、大切に守っていこうとする態度の育成に積極的に取り組みました。
学級数:7クラス / 児童生徒数:72名 / 学校長名:荻堂 哲 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:朝のボランティア活動
  • 5~3月:花や野菜を育てる活動(熱田ファーム)
    浜下り、海の危険生物への対応、海洋生物の観察・生態調査
    地域クリーンアップ作戦(学校に隣接した周辺海岸の清掃活動)
  • 活動を通して熱田海岸の清掃、花や野菜の栽培から収穫を通して喜びや大変さを体験することが出来ました。

沖縄市立 越来中学校

  • その他

越来中学校は、「環境教育の指導方針」や「環境教育活動の重点」を定め、各教科・道徳特別活動など様々な教育活動を通じて、環境保全や環境問題に対して主体的に関わる意欲や行動力・実践力を育成しています。2018年度に取り組んだ「アクアポニックスシステムの探求」では、身近な生き物への関心を高め、生き物を取り巻く環境の物資環境への仕組みへの理解を深めるとともに、人と自然が共存しながら農業や産業を発展させるための人材育成を図りました。
学級数:9クラス / 児童生徒数:207名 / 学校長名:仲村 リリア 校長

活動内容と詳細

  • 5~6月:研究活動「生体が好む餌を検討しよう」
  • 6~7月:研究活動「生体の餌で栽培水の成分濃度が上昇するか調べよう」
  • 7~8月:研究活動「生体に餌を与え野菜の栽培水を作ろう」
    研究活動「ミスクレを食べてみよう」
  • 8~9月:研究活動「自作栽培水で野菜を育てよう」
  • 活動を通してアクアポニックスシステムの新たな可能性を見出すなど、研究成果が沖縄県児童生徒科学作品展の優秀賞、沖電主催青少年科学作品展の県知事賞を獲得しました。贈呈式では研究活動のプレゼンテーションがありました。

那覇(なは)地区

那覇市立 大名小学校

  • 自然環境
  • その他

大名小学校は、首里末吉の森に続く周辺の自然豊かな環境を活かし、新しい校舎になった2017年度から蝶の食草の栽培や食草園の整備、沖縄の希少生物や水生生物の飼育・繁殖、学校周辺の生き物調べ、そしてミツバチの学習などを行っています。これらの取り組みを理科・国語・生活科・総合的な学習の時間・クラブ活動や放課後など、あらゆる時間を使って実践しました。
学級数:9クラス / 児童生徒数:180名 / 学校長名 平安山 敏和 校長

活動内容と詳細

  • 5~12月:蝶の卵、幼虫、成虫の観察。生態についての知識・食草の管理
    オゴマダラ・カバマダラの幼虫、成虫の観察・イシガケチョウの観察
    トウワタの植付け
  • 9月:特別講師を招き、ミツバチの生態についての学習。ミツバチの様子を観察
    学校に設置されている巣箱の観察。採蜜体験
  • 10月:地域散策。ミツバチが集まる水源や蜜源の位置を確認する
  • 1~3月:採取した蜂蜜を商品化。ラベルを作り、ビンに貼る
  • 活動を通してチョウやミツバチの生態など、時間をかけて観察に取り組むことが出来ました。

那覇市立 石田中学校

  • その他

石田中学校では、「清潔な学校、花や木の育つ学校、みんなが楽しく学ぶ学校を基調として、花いっぱいの学習環境作り」に重点を置いた実践活動に取り組んでいます。2019年度は校舎内外の清掃活動や美化活動、観葉植物の栽培、花いっぱい運動、島バナナ・野菜等の栽培や収穫を行ないました。今年度はこれらの活動に加え、CO2削減や持続可能な社会の構築を目指した生徒主体の活動を計画しています。
学級数:17クラス / 児童生徒数:425名 / 学校長名:佐久川 譲治 校長

活動内容と詳細

  • 6~7月:日本庭園「石田園」制作
  • 8~3月:エコキャップ活動(エコキャップを活用したアート制作)
  • 11~3月:一人一鉢運動(全校生徒で鉢植えと濯水を行う)
  • 活動を通して生徒教職員だけでなく地域の方々のご協力のもと、参加した生徒一人ひとりの美化意識やエコに対する意識は高まり、今後も全校生徒が通いたくなる「楽行(がっこう)」づくりを目指すきっかけになりました。

島尻(しまじり)地区

八重瀬町立 具志頭小学校

  • 生活環境
  • その他

具志頭小学校は、沖縄民謡「汗水節」の作詞を手掛けた仲本稔氏の出身地八重瀬町にあり、様々な活動の場面で「汗水節」が流れ、児童に慣れ親しまれています。また、児童たちは総合的な学習の中でも地元の「汗水節」についても学び、その心を受け継いで活動を継続しています。
学級数:19クラス / 児童生徒数:443名 / 学校長名:吉村 聡子 校長

活動内容と詳細

  • 6~9月:汗水デー(全学年による学校内外の美化活動)
  • 5~3月:毎朝の活動(清掃・散水や清掃時の活動)
  • 活動を通して学校周辺や海岸でのゴミ拾いなど、学校内にとどまらず清掃への意識が高まりました。また生徒が働くことの大切さを感じ取ってくれました。

与那原町立 与那原中学校

  • 生活環境

与那原町は小さな町域ながら運玉森や雨乞森などハンタに広がる緑地や、東側一面には太平洋の自然環境が広がっています。与那原中学校は、緑と海に囲まれた風光明媚な場所に位置にしています。周囲の環境などから生徒の環境美化への意識は高く、生徒会や部活動が中心となりながら生徒一人一人が校内の美化清掃やゴミ発生の抑制と減量、そして地域の清掃保持に努めています。各教科においてはSDGsを意識した授業が行われており、給食残量を減らし食品ロス問題を考え、我が国や町が有する環境問題についても学習しています。また、「与那原子ども議会」では、環境型社会の形成に向けた提言を行い、限りある資源やエネルギーを有効活用することの大切さを学んでいます。
学級数:24クラス / 児童生徒数:677名 / 学校長名:東江 功子 校長

活動内容と詳細

  • 10月:与那原中花いっぱい運動
    ボランティア活動
  • 12月:学級園の整備(校内清掃をはじめ、苗植えや花植えなど)
  • 2月:校内整備(草刈り、研究のための収集作業など)
  • 活動を通して校内清掃や苗植えといった経験が生徒たちの美化意識向上に寄与することが出来ました。

宮古(みやこ)地区

宮古島市立 伊良部島小学校

  • 自然環境
  • 生態系

伊良部島小学校は、伊良部小学校と佐良浜小学校を統合し2019年4月に開校しました。同一校舎内には伊良部島中学校があり、宮古島初の小中一貫教育校でもあります。地球環境が年々悪化する中、宮古島に飛来するサシバの数も年々減少し絶滅危惧種に指定されています。このサシバ保護活動は、本校が旧伊良部中学校の時代から宮古野鳥の会や日本鳥類保護連盟の協力のもと40数年に渡って行われてきています。この取り組みを引き継ぎながら、サシバ保護活動や伊良部島の環境問題に取り組み、宮古島全体に警笛を発します。エコ活動や環境保全を推進している宮古島市にも賛同いただき、伊良部島小学校の児童生徒の研究実践には期待が高まっています。また宮古島市では、2020年に国際サシバサミットの開催が予定されており、本校の活動が広く紹介される予定となっています。
学級数:12クラス / 児童生徒数:212名 / 学校長名:宮城 克典 校長

活動内容と詳細

  • 5月:ゴミゼロの日にちなんだ地域のボランティアゴミ拾い活動
  • 6~1月:ゴミゼロ活動を引き継いだ5年生の地域のボランティア清掃活動
  • 10月:サシバ保護に係る活活動
  • 11~3月:学校周辺道路の花いっぱい運動
  • 活動を通して前年に続きサシバ保護活動を実施、集会や報告会、また、地域のクリーン活動や環境美化活動も継続して行い、サシバの渡りの中継地として環境を守っていこうとする意識の高まりが見られました。

宮古島市立 狩俣中学校

  • 自然環境
  • 生態系
  • その他

狩俣中学校は宮古本島の北部にあり、多くの野鳥が校庭を訪れるなど校内外が緑豊かな自然に囲まれています。この教育環境を生かした取り組みとして、これまで「花と緑と野鳥のすむ楽園」を標榜として、生徒・職員による緑化活動に取り組んでいます。また、地域住民の協力体制が確立され、地域を巻き込んだ緑化活動は他の学校のモデルにもなっています。その他にも、野鳥保護を目的に巣箱の設置や野鳥の生態に関する研究を行うなど、環境保全に対する意識は高くなっています。
学級数:3クラス / 児童生徒数:13名 / 学校長名:平良 満洋 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:学校環境保全(清掃活動)
  • 6~7月:マングローブ林探索&新聞作成
  • 10月~11月:巣箱作製・設置
  • 12~3月:野鳥観察
  • 活動を通して自然豊かな環境の中で清掃や研究、巣箱作製といった様々な取組みを体験することが出来ました。

八重山(やえやま)地区

与那国町立 久部良小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • その他

久部良小学校は日本の最西端にあり、晴れた日には台湾を望むことができます。学級園や農園での栽培活動等の学校内活動に留まらず、学校外でも与那国島の植生調べ、地域の伝統である海神祭への取り組みなど地域に根ざした環境教育に取り組んでいます。また、海岸の漂流物、県指定天然記念物のヨナグニサンを育む島固有の生態系について学ぶことで、身近な環境を保全する意欲を高めています。
学級数:5クラス / 児童生徒数:47名 / 学校長名:田島 正敏 校長

活動内容と詳細

  • 5~2月:「一家庭一畝」野菜植え付け・収穫
  • 5~3月:海岸清掃・漂着ゴミ調べ(各学期)・出前講座
    校内美化作業(苗づくり、植え替え)
  • 11月:環境教育出前講座
  • 活動を通して環境保全への理解、清掃による漂着ゴミ調べなど生徒自身が出来ることについて考え、行動することが出来ました。また、環境出前講座では新聞などでもその模様が取り上げられました。

石垣市立 伊原間中学校

  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境

伊原間中学校は、校区や周辺海域が「西表・石垣国立公園」の一部に指定されていることから、環境教育の取り組みを熱心に行っています。最近では石垣島の生態系に大きな影響を与えている「外来生物」についての学習を継続して行っており、オオヒキガエルの捕獲作戦等を実践しています。また、それらの学びを通じて自然との関わり方や、より良い共存について考えるなど、ESD(持続可能な開発のための教育)を意識した実践を継続しています。これらの学びを校区内小学校において生徒自身が講師となって報告することで、地域全体に「生態系の保全の大切さ」について発信しているとともに、生徒自身の主体性や課題解決力の向上に取り組んでいます。
学級数:3クラス / 児童生徒数:32名 / 学校長名:仲吉 永克 校長

活動内容と詳細

  • 5~3月:校内美化活動(朝のボランティア活動など)
    外部講師をお招きし北部地区に生息する外来生物、在来生物について学ぶ
  • 2月:アーサ採り
  • 3月:モズク採り
  • 活動を通して外来生物が生態系に与える影響などを学び、環境についての関心を高め、未来に向けて自然との共生を目指す意識を育むことが出来ました。

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