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ジュニアプロジェクト ライオン 美ら action ~みんなで育む沖縄の未来~

贈呈式の様子

2011年より始まった「ライオン美らaction」は、これまで延べ60校もの小中学校にご参加いただきました。6年目を迎える今年も県内の小中学校のエコ活動を支援してまいります。
5月6日(金)には沖縄県庁で今年度の贈呈式が行われました。県内で優秀なエコ活動を実践している小中学校12校を「環境教育実践校」と認定し、活動資金として各校に認定書と目録(各25万円)が贈呈されました。

贈呈式には実践校を代表して豊見城市立ゆたか小学校・平田清美校長と名護市立小中一貫教育校屋我地ひるぎ学園(屋我地中学校)・神山英輝校長が出席されました。贈呈式に続き、前年度の環境実践校を代表して名護市立屋我地中学校の生徒代表3名が塩作りやマングローブの植樹などの活動を発表し、「過疎化が進んでいる屋我地島で自然環境を生かした形で島の発展を考えていきたい」と話しました。

認定校一覧

国頭(くにがみ)地区

本部町立 瀬底小学校

  • 自然環境

瀬底小学校は、瀬底島にある琉球大学熱帯生物園研究センター瀬底研究施設の方との珊瑚礁の観察・リーフ体験授業、また清掃活動、校内での蝶の観察等、自然環境について学ぶ機会がとても多い学校です。ウミガメの飼育では、美しい浜に産卵するウミガメを守るためビーチ清掃活動を行ったり、ふ化した子ガメを大切に飼育・観察する学習も行いました。今回の助成金を生かし、ウミガメから学ぶ環境学習を行いました。
学級数:5クラス / 児童生徒数:50名 / 学校長名:喜納 すえ子 校長

活動内容と詳細

  • 5月:ウミガメの環境を学ぶ
  • 6月:ウミガメ産卵上陸調査
  • 9~2月:飼育実習で仔ガメの飼育
  • 2月:JB環境ネットワークの発表

名護市立小中一貫教育校 屋我地ひるぎ学園(屋我地中学校)

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境

屋我地ひるぎ学園(屋我地中学校) は、マングローブの森と森を囲む生態系を守る活動を、幼稚園から小学校、中学校まで連携し、一環した取り組みを行って参りました。今回の助成金を生かし、海浜体験・農業体験活動、マングローブの育樹活動、外国人留学生との海浜クリーン活動を行い、地球規模の環境について理解を深める活動を続けて参りました。
学級数:3クラス / 児童生徒数:33名 / 学校長名:神山 英輝 校長

活動内容と詳細

  • 4月:昔の産業体験(塩づくり)
  • 4月:地域の魅力の創出(カヌー体験)
  • 4~7月:みつばち教室(ひまわりの播種,巣箱設置・観察,採蜜)
  • 5~10月:マングローブ育樹活動
  • 2月:留学生との海岸清掃

中頭(なかがみ)地区

北中城村立 島袋小学校

  • 自然環境
  • 生活環境

島袋小学校は、四方を森や林に囲まれ、校庭には野草や樹木が豊富に樹生し、多種の野鳥が見られる自然豊かな環境にあります。「子どもが楽しいという学校の実現」を目指して「森の中の学校」をキャッチフレーズに、楽しい環境作りを進めています。今回の助成を生かし、自然環境が豊かな学校の地の利を活かした環境教育を推進して参りました。
学級数:13クラス / 児童生徒数:361名 / 学校長名:新里 誠 校長

活動内容と詳細

  • 4月:アサガオの栽培
  • 6~7月:メダカの雌雄を飼育
  • 3~8月:野菜を育てる活動
  • 5~8月:ホウセンカとヒマワリのたねの観察
  • 10~11月:動植物の様子の観察・記録
  • 2~3月:人の暮らしと環境学習

沖縄市立 美里中学校

  • 大気環境

美里中学校には、「リアルタイム気象情報システム」が設置されています。それを活用し、気象情報の活用を学びました。また、「沖縄市こども科学力育成事業」による「沖縄こどもの国出前科学教室」を授業計画の中に位置づけ、「生き物のくらしと環境」「人と環境」などを学びました。今回の助成を生かし、PM2.5の研究を通して、生徒の大気環境に対する興味関心を高めると共に、気象情報の活用能力を身につけ、防災情報に対する対応力も育成できたと考えています。
学級数:24クラス / 児童生徒数:775名 / 学校長名:我那覇 隆三 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:「美里中天気予報」放送・アナウンス講習会参加
  • 5~3月:PM2.5と風向の関係調査
  • 6~11月:大気に関する実験公開及び実験集作成
  • 8~12月:気象関係イベント参加

那覇(なは)地区

那覇市立 開南小学校

  • 生活環境

開南小学校は、校舎内外の毎朝の清掃活動や、野菜の接種・定植などの植物の世話に取り組み、年間を通して継続した環境教育に取り組んできました。今回の助成を生かし、「花の定植」「お世話になった地域の方々へ育てた苗のプレゼント」「全児童による一人一鉢運動」などの活動を通し、環境教育にさらに高い意欲をもって取り組んできました。
学級数:15クラス / 児童生徒数:368名 / 学校長名:平田 真知子 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:朝の挨拶運動、構内・学校周辺の朝の清掃活動
  • 4~2月:環境問題の学習
  • 4~3月:土作り、苗作り、花壇・プランターへの苗の植え付け
  • 2、11月:空き缶、古紙の回収活動

那覇市立 鏡原中学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • その他

鏡原中学校は、地域の河川・流域の水環境について学び、水環境を守る大切さや、未来の環境のあり方について取り組んで参りました。今回の助成金を生かし、「火力発電所見学」「漫湖水鳥・湿地センターにて自然観察」「エコアクション」「水質検査」「底生生物観察」「エコ・クッキング」「VTR視聴」「環境新聞制作」「漫湖の風景画の制作」などの体験活動を中心に環境教育に取り組みました。
学級数:18クラス / 児童生徒数:584名 / 学校長名:上江田 敏博 校長

活動内容と詳細

  • 7月:身近な地域(漫湖、国場川)の水質検査、底生生物の観察、植物の観察、クリーン活動
  • 10月:漫湖の景色を描く

豊見城市立 ゆたか小学校

  • 水環境
  • 自然環境

ゆたか小学校は、平成27年度に開校した新設校です。初年度には、土壌の改良をしながら農作物を生育、観察、収穫するなど、環境教育に関する基本的な整備に取り組んできました。今回の助成を生かし、土壌づくりと農作物用の棚の整備をしながら観察に適した農園づくりを努めてきました。また、PTAの協力も得ながら「池周辺の整備」「山羊小屋の整備」を進めて参りました。
学級数:18クラス / 児童生徒数:533名 / 学校長名:平田 清美 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:飼育小屋の清掃
  • 4~11月:へちまの観察
  • 5~2月:校内ゴミ拾い
  • 6~3月:ゴーヤー・ナス・おくらなどの栽培活動
  • 10~3月:じゃがいもの種芋の植え付け、収穫

島尻(しまじり)地区

八重瀬町立 具志頭中学校

  • 生活環境

具志頭中学校は、あいさつ運動や校舎内外の清掃・美化活動、一人一鉢運動、校舎内の緑化、牛乳パック回収活動などを通し、生活環境に関する取り組みを行ってきました。今回の助成を活かし、これまでの活動に加えて、「産業・歴史文化・観光・環境などの地域学習」「整理整頓運動」「3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動」などの環境教育に取り組んできました。
学級数:7クラス / 児童生徒数:218名 / 学校長名:玉榮 恒雄 校長

活動内容と詳細

  • 4~3月:プランターの洗浄や土いれ
  • 4~3月:花の苗の植栽
  • 4~3月:除草や灌水
  • 4~3月:育てた花の苗を地域の保育所や郵便局等へ提供

宮古(みやこ)地区

宮古島市立 狩俣小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境
  • その他

狩俣小学校は、「タマン稚魚の放流体験」「モズクの栽培漁業体験」「野菜栽培と収穫」など、地域の自然環境を生かした産業について、地域の施設や人的資源を活用した体験的に学習に取り組み、自然環境と人々の生産活動について学習してきました。この助成金を生かし、地域の豊かな自然環境を活用した環境教育を教育活動全体で取り組み、保護者や地域と共に環境について考え、環境保全のためにできることを実践しました。
学級数:4クラス / 児童生徒数:32名 / 学校長名:上里 啓美 校長

活動内容と詳細

  • 7月:親子空き缶拾い
  • 10月:タマンの稚魚放流体験活動
  • 10~3月:ジャガイモの種芋植え付け
  • 1月:モズク収穫見学

宮古島市立 下地中学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生活環境

下地中学校は、地域内の清掃活動に取り組み、地域社会に生活環境や自然環境の大切さを発信してきました。学校の近くには、ラムサール条約に登録された与那覇湾があり、マングローブの環境調査にも取り組んで参りました。今回の助成を活かし、農業を基盤として生業をたてている本地域の実態を知り、栽培・収穫活動を通して地域社会の理解とふるさとを愛する心を育て、さらに、地域の環境保全活動や啓蒙活動に生徒自らが自主的・自発的に取り組めるような生徒を育ててきました。
学級数:3クラス / 児童生徒数:94名 / 学校長名:砂川 勝昭 校長

活動内容と詳細

  • 4~11月:与那覇湾の自然環境調査
  • 6~8月:無農薬の金ゴマの植え付けと観察及び収穫
  • 6月:宮古島エコパークの見学
  • 7月:与那覇湾周辺の清掃活動
  • 10月:与那覇湾のマングローブ観察会
  • 11月:与那覇湾の野鳥観察と清掃

八重山(やえやま)地区

石垣市立 宮良小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • その他

宮良小学校は、地域に流れる「宮良川」について全児童が学年のテーマにそって学習し、自然や歴史などについて学んできました。今回の助成金を生かし、「宮良川の水質調査」「グリーンベルト植栽」「宮良川クリーン作戦」等の取り組みを通じて、環境教育に取り組んで参りました。
学級数:7クラス / 児童生徒数:135名 / 学校長名:桃原 修 校長

活動内容と詳細

  • 5月:石垣海上保安部による「海洋環境講座」の受講
  • 5~6月:宮良川の清掃や環境学習、川下り
  • 7~12月:宮良川の赤土についての学習
  • 1月:赤土で陶芸体験(シーサー作り)

竹富町立 黒島中学校

  • 自然環境

自然環境に恵まれた黒島中学校は、様々な自然体験活動を展開してきました。その中でも海の自然に恵まれ、これまで長い間続けてきたアーサ採りの体験学習から発展させ、ウミガメ・オオガニの観察などをはじめ、島の生態系学習へとフィールドワークを広げました。今回の助成金を生かし、「ウミガメを取り巻く自然環境の調査」「オオガニ観察会」「星空観察会」「校内樹木検定」などの活動に取り組みました。
学級数:2クラス / 児童生徒数:3名 / 学校長名:前上里 徹 校長

活動内容と詳細

  • 4~6月:ウミガメを取り巻く自然環境の調査
  • 6月: PTAオカガニ観察会
  • 3月:アーサ採り体験学習
  • 4~3月:学校美化作業、花壇・プランターづくり

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