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ジュニアプロジェクト ライオン 美ら action ~みんなで育む沖縄の未来~

贈呈式の様子

次代を担う子どもたちがふるさとの自然にふれ、自然との語らいを通して豊かな人間性を育み、自然環境の保全と快適な環境づくりに主体的に参画していくことを目指す、ジュニアエコプロジェクト「ライオン 美ら action」~みんなで育む沖縄の未来~の贈呈式が、5月8日に沖縄県庁にて行われました。
県内で優秀なエコ活動を実施している小中学校12校を「環境教育実践校」として認定し、自然環境の保全と快適な環境づくりのためのエコ活動を実践する活動資金として、各校に認定書と目録(各25万円)が贈呈されました。

贈呈式には実践校を代表して、浦添市立港川小学校・崎濱秀一校長と本部町立上本部中学校・仲村清光校長が出席されました。贈呈式に続き、環境実践校を代表して、本部町立上本部中学校の生徒2人がリサイクル、稲作体験、ゴーヤ栽培などの実践を報告し、「ゴーヤが台風で倒れて大変だった」経験談や、「リサイクル活動を家でも実践したい」と意欲を語りました。

認定校一覧

国頭(くにがみ)地区

国頭村立 奥小学校

  • 水環境
  • 自然環境

国頭村立奥小学校は、県指定環境モデル校として、平成20年より、奥川の水質保全における研究活動を推進するなど、環境教育に積極的に取り組んできました。今回の助成金を有効に生かして、「奥川の水質調査」「マングローブの苗作り」「木炭を使った河川水質浄化活動」を行います。
学級数:3クラス / 児童生徒数:11名 / 学校長名:新田 宗則 校長

活動内容と詳細

  • 5月:海岸清掃活動
  • 6~11月:奥川の水質調査・水生生物調査
  • 9~3月:メヒルギの種の採取・観察、メヒルギの育苗・観察
  • 1月:水族館作り 生物採集 表示作成 飼育環境整備
  • 11~2月:野菜作り

本部町立 上本部中学校

  • 生活環境

本部町立上本部中学校は、近くに水の豊かな「田空の駅はーそー公園」があり、地域の環境資源を生かした取り組みを行って参りました。今回の助成金を生かし「虫歯治療100%」や「稲作体験」「アセローラの植樹および栽培管理」「リサイクル活動」など心と体の健康保持と増進及び、勤労観や職業観、達成感を養って行きます。
学級数:4クラス / 児童生徒数:67名 / 学校長名:仲村 清光 校長

活動内容と詳細

  • 3~11月:田んぼを活用した稲作り体験学習
  • 6~10月:技術家庭科でゴーヤー栽培によるグリーンカーテンづくり
  • 年間:アセロラ栽培で勤労体験を通したキャリア教育の推進
  • 年間:アルミ缶、スチール缶の回収による環境教育の推進
  • 年間:心と体の健康保持増進を図る視点からの虫歯治療の推進

中頭(なかがみ)地区

嘉手納町立 嘉手納小学校

  • 自然環境
  • その他

嘉手納町立嘉手納小学校は、珊瑚と環境についての学習に取り組みます。今回の助成金を生かして、「地域海岸観察」「珊瑚移植」などを通じ環境を守ることの大切さを意識させる活動を行って参ります。
学級数:19クラス / 児童生徒数:650名 / 学校長名:新垣 聡子 校長

活動内容と詳細

  • 5月:ネイチャーワークスによる珊瑚学習会
  • 6~10月:渡具地の浜・真栄田岬でのイノー観察
  • 6月:比謝川のカヌー体験・環境ポスター
  • 12~2月:資料作成・発表会準備・発表会

恩納村立 安富祖小中学校

  • 自然環境

恩納村立安富祖小中学校は、東側に恩納岳に連なる熱田岳、西側に国定公園の美しい海岸線と自然に恵まれた環境にあります。今回の助成を生かし、「浜下り」などの行事を通じて、自然に触れる積極的な活動をや「地域クリーンアップ作戦」など環境に深く根ざした活動を行って行きます。
学級数:9クラス / 児童生徒数:108名 / 学校長名:比屋根 直邦 校長

活動内容と詳細

  • 5月:海の危険生物への対応、海洋生物の観察
  • 7~2月:学校に隣接した海や周辺環境の美化活動。漂着ゴミの環境への影響
  • 4~12月:総合的な学習の時間における海洋生物に関する探究学習
  • 4~3月:毎朝7:50~8:05までの美化活動(灌水、除草等)

那覇(なは)地区

浦添市立 港川小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • その他

浦添市立港川小学校は、8年間に渡り、学校と地域が一体となって環境教育に積極的に取り組んで来ました。
総合的な学習の時間等を活用しながら、「生き物はかせになろう」「カーミージー探検隊」「ごみ減量プロジェクト」「ふれよう沖縄の自然」などの活動に取り組みます。
学級数:29クラス / 児童生徒数:873名 / 学校長名:崎濱 秀一 校長

活動内容と詳細

  • 4~7月:カーミージーの生き物観察
  • 10~12月:校内・通学路・カーミージーのごみ調査
  • 1~3月:カーミージーの清掃活動、アーサ採り

浦添市立 浦西中学校

  • 水環境
  • 生活環境

浦添市立浦西中学校は、校内学習環境の整備や牧港川の環境浄化に関わる取り組みを行っております。今回の助成金を生かし、ヤギの糞と除草した草で堆肥や腐葉土を作り、有機肥料のみで作物栽培や花いっぱいの学校づくりを推進する「ハッピーオープンガーデン」などの環境教育の取り組みを行って参ります。
学級数:13クラス / 児童生徒数:472名 / 学校長名:山城 淳二 校長

活動内容と詳細

  • 5~10月:オクラの種まきから収穫
  • 11~3月:ジャガイモの植え付けから収穫
  • 10月:地域と連携した、牧港川を美しくするPTA親子ふれあい作業

島尻(しまじり)地区

糸満市立 米須小学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生活環境
  • その他

糸満市立米須小学校は、これまでも環境教育に力を入れ、戦争顕彰碑の清掃やうみがめの調査など地域に根ざした活動を行ってきた実績があります。今回の助成金を生かして、「米須まるごと生活博物館」と連動しながら地域と連携した環境教育に取り組んで行きます。
学級数:6クラス / 児童生徒数:144名 / 学校長名:兼久 由美子 校長

活動内容と詳細

  • 6月:美化活動として、花を校内に植えたり、清掃活動を行いました。
  • 1月:米須っ子通りの整備や木の名札つけや散策をする
  • 8~12月:NPO法人と協力して町探検を行い、昔の町の様子や今の町の様子について調べる
  • 3月:ホウライカガミを植え、看板の文字枠をつくる

豊見城市立 豊見城中学校

  • 生活環境

豊見城市立豊見城中学校は、生徒会や部活動部員による朝ボランティア活動を複数年にわたり継続して実施してきました。今回の助成金を生かして「校内外の清掃美化活動と挨拶運動の充実」「各教室の清掃と花壇コンクール」等の活動を行って参ります。
学級数:22クラス / 児童生徒数:747名 / 学校長名:宮城 調仁 校長

活動内容と詳細

  • 11~3月:花壇やプランター類の充実
  • 12月:各教室の清掃強化(美化コンクール実施)
  • 年間:校内外の清掃美化活動(登校時のゴミ拾い等)
  • 年間:挨拶運動と早登校の推進

宮古(みやこ)地区

宮古島市立 池間小中学校

  • 自然環境
  • 生態系

宮古島市立池間小中学校は、地域の自然環境を教材にした活動を平成7年より継続して行っております。この助成金を生かし、今回も昨年に引き続き、「トライアスロン大会」「池間ヒャーリグス」のクリーン活動に取り組むとともに、「オオガニの生態調査」など「池間島の自然環境と生物の関わり」について学習します。
学級数:6クラス / 児童生徒数:36名 / 学校長名:勝連 常治 校長

活動内容と詳細

  • 6月:池間ヒャーリクズ(海神祭)体験学習
  • 6月:オカガニ観察会
  • 7月:海の体験活動
  • 7月:サンゴ礁の観察会

宮古島市立 伊良部中学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生態系
  • 生活環境

宮古島市立伊良部中学校は、サシバの保護活動を題材とした特色ある学習活動を長期にわたり取り組んできました。
平成25年度も引き続き、サシバの飛来数の調査などを継続し地域社会へサシバ保護活動を通した地球環境保全への啓蒙活動を展開して行きます。
学級数:3クラス / 児童生徒数:74名 / 学校長名:平良 善信 校長

活動内容と詳細

  • 7~2月:伊良部島の地下水についての学習(講話、水質調査等)
  • 10月:サシバ保護啓蒙活動(立て看板・パンフレットによる地域発信)・サシバ飛来調査
  • 4~3月:伊良部島の不法投棄の現状調査、不法投棄防止を呼び掛ける啓蒙活動
  • 4~3月:環境デーによる校内外の美化活動、花づくり、ボランティア活動

八重山(やえやま)地区

石垣市立 八島小学校

  • 自然環境
  • 生態系

石垣市立八島小学校は、平成24年より環境教育を積極的に取り組んでまいりました。今回の助成金を生かし、「サンゴ礁にすむ生き物についての調査」「名蔵アンパルの動植物観察」「漂着ゴミの調査と清掃活動への参加」等の取り組みを通じてさらに充実した環境に対する活動や美化活動、体験活動を学習します。
学級数:12クラス / 児童生徒数:284名 / 学校長名:國吉 長秀 校長

活動内容と詳細

  • 5月:コーラルウォッチ
  • 6月:八島っ子クリーン作戦
  • 6月:環境学習①(地球の陸と海・川のつくり・雲のでき方・サンゴの生育)
  • 10月:環境学習②(地域開発と自然保護)

石垣市立 白保中学校

  • 水環境
  • 自然環境
  • 生活環境

石垣市立白保小中学校は、今回の助成金を生かし、「全生徒による白保海岸の漂着ゴミの清掃活動」「アオウミガメの産卵調査」「シャコ貝の生育調査」「月桃の苗づくりと植栽活動」「家庭用廃油からの石けんづくり」「環境教育の講和」等を通じて生徒の環境保全の意識を育んで参ります。
学級数:3クラス / 児童生徒数:65名 / 学校長名:上里 多一 校長

活動内容と詳細

  • 6月~:全生徒職員による白保海岸清掃
  • 6~11月:サンゴ及びシャコ貝の生育調査(2学年)
  • 12月~:月桃の種の播種・廃油石けんづくり・糸芭蕉の植栽
  • 5~2月:サンゴ村職員による講話・枝サンゴの水槽への移植作業

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