ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、企業・健康保険組合・自治体などの健康増進活動を支援するサービスの一環として、2022年3月よりオーラルケア情報提供サービスを開始いたします。
近年、歯・口腔の健康と健康寿命の関係が明らかになり、WHO第74回世界保健総会にて口腔保健決議が採択されたことに加え、経済産業省「令和3年度健康経営度調査」の項目に従業員の健康に関する教育内容として「歯と口の健康」が追加されるなど、口腔保健の重要性が高まっています。当社は、幼少期から高齢者まで、誰もが自分に必要なオーラルケアができるよう、様々な製品や情報発信を通じて、オーラルケアの習慣づくりを長年提案してきました。今後、より多くの企業・健康保険組合や自治体と連携しながら新たな予防習慣の定着を促していくことを目指し、口腔関連データを活用した企業・自治体向け健康増進支援事業の第一弾として、オーラルケア情報提供サービスを開始いたします。
本サービスでは、当社が100年以上にわたり蓄積してきた口腔科学・普及啓発活動やマーケティングの知見に基づき、年代や興味関心など生活文脈に合わせたわかりやすいセミナーで従業員・職員の口腔健康教育を支援してまいります。また、今後は更にサービス内容を充実させて、企業・自治体における健康経営に貢献し、人々の自律的な口腔健康習慣定着を実現してまいります。
<サービス概要>
・歯科衛生士、オーラルケアの専門的知識を有する社員などによる教育セミナーの実施
当社が保有する口腔科学・普及啓発活動やマーケティングの知見を活かし、オンライン・オフライン・ハイブリッド形式でわかりやすく楽しいセミナーをご提供いたします。
・オーラルケアグッズの配布
セミナーで学んだことを、すぐに実践できるよう、オフィス用歯みがきセットやデンタルフロスなど、オーラルケアグッズの配布と組み合わせることも可能です。
・結果報告書
セミナー終了後、当社が保有する知見などを踏まえた、結果報告書を作成。企業・自治体の健康経営における施策検討に貢献いたします。
■ライオン オーラルケアセミナー専用サイト
2022年2月14日(月)公開
https://oral-kenkou.lion.co.jp/seminar/
<専用サイトトップページ(イメージ)>
■ライオンの経営ビジョンとパーパスについて
当社は、2030 年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けて、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパス(存在意義)を起点とした経営に取り組んでいます。2021年に中長期経営戦略フレーム「Vision2030」を策定し、3つの成長戦略を設定しました。成長戦略の一つとして、4つの提供価値領域における成長加速に「オーラルヘルス」を掲げています。「オーラルヘルス」では、オーラルケアの革新的な製品・サービスを一人ひとりの生活文脈の中に、ヘルスケアの新たな形として溶け込ませることで、予防歯科行動の習慣化へ貢献してまいります。その実現においては、口腔健康データを利活用するPOHR(Personal Oral Health Record)の事業基盤を構築し、家庭、企業、歯科医院、自治体・教育機関、地域社会など、お口の健康に関わる全ての接点において、ステークホルダーとの連携により様々なサービス展開へ繋げ、予防歯科行動の社会トレンド化と社会システム化を図ってまいります。
本サービスはこの「オーラルヘルス」の事業の一つとなります。当社は、幼少期から高齢の方まで、誰もが自分に必要な口腔健康習慣を積み重ねて、一人ひとりの心と体のヘルスケアの実現に繋げられるよう、目指してまいります。
報道関係の方 | コーポレートコミュニケーションセンター | TEL: 03-3621-6661 |
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