2020年08月11日
ライオンの温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得
ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、このたび2030年に向けたGHG(温室効果ガス)削減目標について、科学的な根拠に基づいた「2℃を十分に下回る目標(Well below 2℃)」として、SBT(Science Based Targets)イニシアチブ※1より認定を取得しました。
当社は、事業成長をはかりながら、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献するため、2019年に、2050年に向けた長期環境目標として『LION Eco Challenge 2050』を策定し、取り組みを推進しております。『LION Eco Challenge 2050』では、2050年までに事業所活動におけるCO2排出量※2ゼロ、およびライフサイクルにおけるCO2排出量半減を目指しています。
※1 SBTイニシアチブは、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)によって2015年に設立された国際的な共同イニシアチブで、「産業革命前からの気温上昇を最大でも2℃未満に抑える」というパリ協定の目標に向けて、企業が設定する温室効果ガス削減目標が、科学的根拠に基づいたものになっているかどうかの検証・認定を行っています。
※2 当社のGHG(温室効果ガス)排出量に占めるCO2排出量は、99.4%(2019年)です。
■今回認定されたGHG(温室効果ガス)削減目標
2030年までにスコープ1、2、3※3のGHG(温室効果ガス)排出量合計を30%削減(基準年2018年)
※3 スコープ1:自社での燃料使用による直接排出量
スコープ2:自社が購入した電力、熱の使用による間接排出量
スコープ3:自社のバリューチェーンで排出される間接排出量(スコープ1、スコープ2を除く)
当社は今後も、生活者や取引先などのステークホルダーと協力し、脱炭素社会、資源循環型社会の実現に向け、「人」と「地球」の双方にとって「健やかな未来」の実現を目指してまいります。
【関連情報】
・当社のサステナビリティ: https://www.lion.co.jp/ja/csr/
・SBTイニシアチブのWebサイト(英文):https://sciencebasedtargets.org/
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