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トップメッセージ

(写真左)代表取締役会長 掬川 正純
(写真右)代表取締役兼社長執行役員 竹森 征之

より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)

ライオンは、1891年の創業以来、今日にいたるまで習慣づくりを通じて社会に貢献する活動を一貫して続けてまいりました。日々の歯みがき、洗濯、手洗い、食器洗いといった一つひとつの習慣は、日々の暮らしに溶け込み、当たり前の生活行動になっていますが、実は大きな役割を果たしています。適切な歯みがき習慣を身につけることは口腔内の健康状態の維持・改善に役立ち、ひいてはそれが全身健康の維持に大きく関わっていることが明らかになっています。また、様々な感染症予防に手洗い習慣が大変重要であることも周知のとおりです。
当社は、130年余りの長きにわたって、ハミガキやハンドソープ、洗濯用洗剤などの生活必需品をお届けするとともに、様々な事業活動を通じて、この習慣づくりに貢献しながら、事業を発展させてまいりました。

そして、近年大きな社会課題となっている、気候変動や海洋プラスチックの問題にも習慣づくりは大きな役割を果たしています。家庭内から排出されるCO2は、日本の場合、全体の約15%を占めますが、その削減には節水や節電などのエコの習慣づくり が欠かせません。
人々の心と身体の健康の実現に加え、サステナブルな社会の実現にも大きな役割を果たすことができるのが毎日の習慣なのです。

習慣には大きなチカラがあります。人々の生活の大部分を占める日常の気の進まないことを前向きな体験、即ちPositive Habitsに変えていくことで、幸せの総和を増やしていくことができます。当社はこのような考えのもと、パーパス(存在意義)を「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」と定め、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」という経営ビジョンの実現に向けた中長期経営戦略フレーム「Vision2030」を策定して事業活動を展開しています。

私たちの社会は現在、先に述べた環境問題やパンデミックに加え、食料問題や少子高齢化などの様々な課題に直面しています。習慣づくりを通じて社会課題の解決にアプローチするというユニークネスを最大限に発揮し、その活動の領域を大きく拡大することによって、更なる事業成長の実現とともに、サステナブルな社会の拡大に挑戦してまいります。

代表取締役会長

掬川 正純

代表取締役兼社長執行役員

竹森 征之

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