生物多様性保全への取り組み ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ（株）四日市事業所

活動の内容

ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ（株）四日市事業所は、工場に近接する吉崎海岸において、国の絶滅危惧種であるアカウミガメの産卵できる良好な砂浜環境を目指した保全活動に、ステークホルダー（NPO、地域、行政等）と協働で取り組んでいます。

伊勢湾流域の

・生態系に配慮した生産活動

節水のほか、排水先の河川・海洋、大気への負荷軽減、GHG（温室効果ガス）排出低減

・保全・再生活動

吉崎海岸の砂浜環境の保全（砂浜の清掃、外来種駆除）

連携団体：
NPO法人 四日市ウミガメ保存会

主な生産品

第4級アンモニウム塩 高導電性カーボンブラック（ケッチェンブラック） アルキルアミン

活動紹介

ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ（株）四日市事業所では、排水や取水などの水の利用をはじめ、伊勢湾流域の自然の恵みを受けて製品づくりを行っています。そこで、伊勢湾流域の生態系に配慮した生産活動はもちろんのこと、「四日市ウミガメ保存会」が主催する、伊勢湾流域の吉崎海岸における砂浜植生の保全活動に2014年から参画しています。アカウミガメが産卵できる良好な砂浜生態系の保全を目標として、四日市ウミガメ保存会、地域まちづくり協議会、地域住民などと連携しながら、海岸清掃活動、在来の海浜植物と競合する外来種対策（コマツヨイグサなどの外来植物の駆除活動）に取り組んでいます。
毎月第一日曜日の活動の際には、清掃活動、外来植物駆除活動の他、講師による勉強会としてさまざまなテーマに関する話をお聴きすることができるので、吉崎海岸の生態系や保全活動の重要性などを学ぶ機会となっています。